堺雅人:代用医師「医介輔」演じたスペシャルドラマ12月9日放送決定

12月9日に放送されるスペシャルドラマ「ニセ医者と呼ばれて~沖縄・最後の医介輔~」のシーン=読売テレビ提供
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12月9日に放送されるスペシャルドラマ「ニセ医者と呼ばれて~沖縄・最後の医介輔~」のシーン=読売テレビ提供

 俳優の堺雅人さんが米軍統治下の沖縄で医師免許を持たない代用医師「医介輔(いかいほ)」を演じたスペシャルドラマ「ニセ医者と呼ばれて~沖縄・最後の医介輔~」(読売テレビ・日本テレビ系)の放送開始日が12月9日に決まった。午後9時から放送される。

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 ドラマは、沖縄最後の医介輔で08年に87歳で引退した宮里善昌さんがモデル。59年の沖縄、かつてソロモン諸島ブーゲンビル島での激戦から生き残った宮前良明(堺さん)は、「嘉手納診療所」を開業し、病やけがに苦しむ人々を献身的に治療していた。誰に対しても笑顔を絶やさない良明だったが、妻のハナ(寺島しのぶさん)だけは、十分な治療をしてやれない医介輔ゆえの心の闇を抱えていることに気づいていた。

 そんなある日、漁師の妻の仲前由美(尾野真千子さん)が診療所を訪ねてくる。由美は妊娠していたが、3カ月前、夫の雄太(阿部力さん)の留守中に米兵に乱暴されていたことを打ち明ける……というストーリー。堺さんと寺島さんはドラマの中で30~80代までを演じ、堺さんは2回目、寺島さんは初めてという老け役メークも披露する。(毎日新聞デジタル)

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