紅白歌合戦:植村花菜「トイレの神様」ノーカット NHKも「フルで」と太鼓判

「第61回NHK紅白歌合戦」の会見に登場した植村花菜さん
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「第61回NHK紅白歌合戦」の会見に登場した植村花菜さん

 祖母とのきずなを歌った9分52秒の大作「トイレの神様」で、「第61回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした植村花菜さん(27)は24日の会見で、「カットできるところが一つもない曲なので、紅白でも一言も切らずに歌わせていただきたいと思います」と宣言。NHKの井上啓輔・紅白制作統括はノーカット宣言について「植村さんは紅組の出場歌手であると同時に、一つの企画として考えている。歌詞はフルでいきたいと思います」と太鼓判を押した。

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 「トイレの神様」は、植村さんの小学校時代からの亡き祖母との思い出を歌った曲で、今年1月にFM局で放送され、問い合わせが殺到、3月にはNHK-BS2で生中継され、泣ける音楽としてブレーク。絵本なども発売され、11月にシングルが発売された。

 井上さんは「幅広い世代が共感できる歌。(番組の)『歌でつなごう』というテーマに沿った楽曲」と評し、「61回(紅白歌合戦)のテーマをより強く表現できるものになる。おばあちゃんから子どもまでが一緒の曲で感動するようなことを届けたい」とコメントしている。演出方法は今後検討するという。(毎日新聞デジタル)

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