武井咲:時代劇初で大河抜てき 理由をプロデューサー明かす 12年「平清盛」

12年大河ドラマ「平清盛」で常盤御前を演じることになった武井咲さん
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12年大河ドラマ「平清盛」で常盤御前を演じることになった武井咲さん

 俳優の松山ケンイチさん(26)が主演を務める12年のNHK大河ドラマ「平清盛」の女優陣が26日発表され、女優の武井咲さん(17)が松山さん演じる清盛の側室・常盤御前に抜てきされた。ドラマデビューから約2年、時代劇初出演ながら初の大河ドラマで大役を射止めた。「何とかこの大河ドラマに出てほしかった」と磯智明チーフプロデューサーは抜てきの理由を語った。

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 磯チーフプロデューサーは10年夏にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「GOLD」に出演した武井さんを「印象的だった」と評し、「去年の秋、こちらからお願いして武井さんにお会いした。若いけれど美しい方だったので、何とかこの大河ドラマに出てほしかった」と明かした。そのころはまだ高校生という印象を受けたというが、その後、武井さんがドラマの主演などを経て演技力もつけてきたことで「常盤御前という大役で抜てきしても面白いんじゃないか」と思ったという。また「まだ若いので未知数。これから演技力を磨いて(収録の)現場に来てほしい」と期待を寄せている。

 ドラマで常盤御前は、王家で働く下女という庶民でありながら、その美貌によって源義朝に見初められて側室となり、後の源義経を出産。平治の乱後、平家に命を救われて清盛の側室となる役どころ。義朝に嫁ぐ時点で16歳であることから、磯チーフプロデューサーは「今までは美しくて演技力のあるキャリアの方が演じてきたが、リアルで言うとそのぐらい(武井さんぐらい)の年齢。今回は松山さんという若い人が(清盛を)やることだし、常盤御前も若くて輝いている人をキャスティングしたいと思った。そういうイメージと今の武井さんの伸びていく感じがマッチした」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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