お笑い芸人の友近さんが映画「サビ男サビ女」で「第20回日本映画批評家大賞」の審査員特別女優賞に選ばれ、28日、山梨県甲斐市の日本航空高校で開かれた授賞式に出席した。友近さんは最近の恋について聞かれ、「自然と笑顔になる人はいます。芸能人の方ではなくて一般人の方です」とあっさりと明かし、「女優は現場、現場で好きな人を見つけるのが活力源と言いますけれどそういうのはやろうと思いますね」と答えた。
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「サビ男サビ女」は、音楽でいう「Aメロ」や「Bメロ」を飛ばして、いきなり「サビ」から入るような極端で個性的な人々を表す造語。映画は4本のショートストーリーを集めたオムニバス作品で、何が何でも人を励ましたがる女を桜庭ななみさんが演じた「ハゲマシガールズ」(藤田容介監督)、愛のために女性になろうとする男子高校生を中村蒼さんが演じた「Boy? meets girl.」(松梨智子監督)、小泉今日子さんがかわいそうな背広姿のサラリーマンに同情して、次々に家に連れ込む主婦を演じる「せびろやしき」(関口現監督)、友近さんが出演する「くれえむないと」(呉美保監督)で構成されている。
友近さんは「くれえむないと」で、電力会社の社員にクレームをつけまくる独身の繭子を演じた。友近さんは、交際にはまだ発展していないようで、「私がテンション高くなっている感じです。「もう37歳なので40歳までに結婚して子供を産みたいかなっていう気持ちはありますよね」と話していた。(毎日新聞デジタル)
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