高橋克典:悪役に“はまる”「仮面ライダーの悪役」を熱望  ドラマ「チーム・バチスタ3」

「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」の会見に出席した高橋克典さん
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「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」の会見に出席した高橋克典さん

 海堂尊さんの医療ミステリー小説をドラマ化した人気シリーズの第3弾「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」(関西テレビ・フジテレビ系)の会見が6日、東京都内であり、俳優の高橋克典さん(46)が、主演の伊藤淳史さん(27)、仲村トオルさん(45)らと出席した。伊藤さん、仲村さんが演じる“田口・白鳥コンビ”の前に立ちはだかる悪役として同シリーズに初めて出演する高橋さんは「悪役は楽しい。子供が4~5歳になったら仮面ライダーの悪役をやりたい」と笑顔を見せた。

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 ドラマは、シリーズ累計850万部を突破している海堂さんの「チーム・バチスタの栄光」シリーズのうち、「アリアドネの弾丸」が原作。同シリーズは、伊藤さん主演で08年10月に「チーム・バチスタの栄光」、10年4月に「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋(がいせん)」としてドラマ化された。また竹内結子さん主演で映画化され、「チーム・バチスタの栄光」(08年)、「ジェネラル・ルージュの凱旋」(09年)が公開されている。

 今作は、1作目から続く伊藤さん演じるお人好しな心療内科医・田口公平と、仲村トオルさん演じる厚生労働省の“変人”官僚・白鳥圭輔のコンビが、死亡時画像診断(=Ai)センターの設立を目指して動き出したさなかに新型MRI(磁気共鳴画像化装置)の中で殺人事件が起こり、その真相を究明する……というストーリー。

 高橋さんは、Aiセンター設立に反対する警察側の黒幕で、警察庁の情報統括室室長・斑鳩芳正を演じる。「もともと悪役が好き」という高橋さんは、「この世界に入ったとき、悪役が多いだろうなと思っていたのに、今まで清廉潔白な役が多くて意外だった」と明かし、その魅力を「作品自体に責任がない。主演だと360度、隅々まで視線を注がなきゃいけないし、ポジティブなパワーを注がなきゃいけない。その作業がない分、役を楽しむことができる」とコメント。今後も「いろんな悪役をやりたい。とても興味がある」と意欲を見せていた。

 また高橋さんは、今回の役どころについて「エリートで情報戦略にたけ、人の心の裏側を読む。A型の強いAB型。すごく前頭葉が発達した人。口の前の方だけで話すイメージ」とユーモアを交えて説明。田口と同じ東城医大の法医学教室准教授で、Aiセンター設立に反対する笹井スミレ役で出演する女優の小西真奈美さん(32)については「(劇中では)怪しい関係みたいです」と笑みを見せ、「(小西さんは)周りと空気が違ってクリーンで、話題もクリーン。可愛らしいというか……。(自分がよく話す)大人の話、男の話、家や金の話、健康の話が一切ない。『生乳のおいしいのがあるんです』とか、そんな話をされてます」と目尻を下げて撮影を振り返っていた。

 会見には福士誠治さん(28)、市川知宏さん(19)、安田顕さん(37)、尾美としのりさん(45)も出席。放送は12日から毎週火曜午後10時~10時54分。初回は同11時13分まで放送。(毎日新聞デジタル)

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