加藤清史郎：テレ朝「全力坂」に最年少出演　2夜連続で全力疾走「泣く演技と同じくらい大変！」

　人気子役の加藤清史郎君（10）が、深夜番組「全力坂」（テレビ朝日）に19、20日の2夜連続で出演することが13日、明らかになった。同局系で21日にスタートする宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「11人もいる！」のキャストを代表して出演した清史郎君は、女性アイドルグループ「bump．y」の宮武祭さんが持つ12歳という最年少出演記録を2歳更新した。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　清史郎君は走り終えて、「つらかったけど、走るのは好きなので楽しかったです。今は、ほんの少しだけですけど、ふくらはぎが痛いです。ドラマは気持ち的に、走るのは体力的に大変ですが、今日の『全力坂』は、泣く演技と同じくらい大変でした。でも、また『11人もいる！』の宣伝ができるのなら、何度でも走ります！」と元気いっぱいにコメントしている。

　「全力坂」は、全力で坂を駆け上がるタレントの映像と、商品紹介を組み合わせた深夜番組で、俳優の吹越満さんがナレーションを担当。05年4月にスタートし、今年8月には放送1000回を突破した深夜の隠れた人気番組だ。人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが特別番組内の1コーナーとして挑戦したり、女優の長澤まさみさんや同局の女性アナウンサーらが出演したこともある。毎週月～木曜深夜1時15分から放送中。

　清史郎君の出演する回は、東京都港区の新富士見坂（しんふじみざか）と奴坂（やっこざか）の2カ所で撮影。清史郎君は「可愛くて気に入った」というドラマ「11人もいる！」のロゴ入り特製Ｔシャツを身に着け収録現場に登場し、緊張もなく、「全力坂」への闘志と10歳の少年らしい有り余る元気で、余裕の笑顔でスタートしたが、後半は坂が急になったこともあり、走っている途中で思わず「キツいっ！」と本音が漏れる場面もあった。それでも全力疾走で見事に2カ所の坂を走破した。

　「11人もいる！」は、人気脚本家の“クドカン”こと宮藤さん書き下ろしで、神木隆之介さんが主演する連続ドラマ。仕事のない父（田辺誠一さん）と家庭的な妻（光浦靖子さん）、神木さん演じる長男をはじめ8人の個性的な子どもたちの計10人の大家族に、末っ子の才悟（さいご＝清史郎君）にだけ見える謎の“11人目”として広末涼子さん演じる“前妻・メグミの幽霊”が加わり、コミカルでちょっぴり切ない家族劇が展開される。ドラマ「11人もいる！」は21日から毎週金曜11時15分に放送予定。（毎日新聞デジタル）