相棒:三田佳子、研ナオコら豪華ゲスト続々 懐かしの相棒キャストの登場も? 「シーズン10」

「相棒 シーズン10」の第3話「晩夏」に出演する三田佳子さん(左)と水谷豊さん(右)、及川光博さん(奥)
1 / 1
「相棒 シーズン10」の第3話「晩夏」に出演する三田佳子さん(左)と水谷豊さん(右)、及川光博さん(奥)

 19日からスタートする水谷豊さん主演の刑事ドラマ最新シリーズ「相棒 シーズン10」(テレビ朝日系)に、女優の三田佳子さん、研ナオコさんら豪華ゲストが出演することが17日、明らかになった。すでに俳優の渡哲也さんの出演が発表されていたが、三田さんは着物姿の女流歌人、研さんはミステリアスなジャズシンガー役で出演。ほかに本仮屋ユイカさん、戸田菜穂さんらのゲスト出演も決定した。

あなたにオススメ

 水谷さんと久々の共演となる三田さんは、11月2日放送の第3話「晩夏」に出演。水谷さん演じる右京と相対しても、凛(りん)としたたたずまいで圧倒的な存在感を放つ、強い意志を持った美ぼうの女流歌人・高塔織絵を熱演する。研さんは、11月23日の第6話に“ミス・アンルーリー”という愛称の気まぐれなジャズシンガー・安城瑠里子役で出演。ステージ中にイベント会社の女性社長が非常階段で死亡し、事故か事件か判然としない中、捜査に当たる右京と尊が何をたずねても一筋縄では行かずに手を焼くほどの、挑戦的でミステリアスな役どころを魅力的に演じる。

 戸田さんは、19日の初回2時間スペシャルに出演する。仮釈放中の殺人犯が投身自殺し、遺書に神戸尊(及川光博さん)への恨みが書かれた遺書が見つかる……というストーリーで、裁判官・磯村菜々美役の戸田さんは、15年前にその殺人犯を裁いた際に「有罪判決を下してはいけない気がした」と、時を経ても真実を求めようとする役どころ。本仮屋さんは、08年公開の映画「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」以来の再登場。本仮屋さんが映画で演じた謎の女子大生・守村やよいが、その後ジャーナリストになったという設定で11月16日放送の第5話に出演する。偶然出会った不思議な女性がその後行方不明になったことに疑問を抱き、右京と尊に助けを求める役どころだ。

 なお、渡さんは、26日の第2話「逃げ水(仮)」で約3年ぶりに「相棒」に出演。前回は民間から登用された誠意あふれる法相・瀬田宗明として登場したが、今回は法相を退いた後の人情派の弁護士として、右京と尊のコンビと“演技合戦”を繰り広げる。

 松本基弘ゼネラルプロデューサーは「『シーズン10』では、このほかにも多彩なゲストや『相棒ワールド』懐かしの住民たちが登場します。誰が出るかはまだヒ・ミ・ツ。お楽しみに!」とコメントしている。

 「シーズン10」は、放送開始から11年、水曜9時のレギュラー番組として放送が始まってから10年目となる節目の年にスタートする最新シリーズ。映画「相棒−劇場版2−」で警察庁の大物幹部・小野田公顕(岸部一徳さん)という後ろ盾をなくした右京が、組織や体裁は気にせずに己の正義を守ってきたこれまでのスタンスを貫いていけるのかが見どころの一つ。さらに、右京とのコンビネーションにも磨きがかかり名実ともに“相棒”となった尊の過去も、新シーズンの第1話から明らかにされていくという。

 19日から12年3月まで半年間、毎週水曜午後9時~同54分に放送。初回は2時間スペシャル(午後8時~)。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事