ロンドン五輪:東京大阪でSHV映像のパブリックビューイング実施

 NHKは9日、12年に開催されるロンドン五輪で、同局が開発したスーパーハイビジョン(SHV)によるパブリックビューイングを東京の渋谷と秋葉原、大阪の国内3カ所に加え、英国内4カ所、米国内1カ所の計8カ所で同年7月28日(英米は27日)~8月12日に実施すると発表した。同局の会長定例会見で発表された。一般視聴者が無料で観覧できるよう準備中で、募集の方法など詳細は未定。

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 SHVは、ハイビジョンの16倍の画素数3300万画素を持つ超高精細映像と22.2チャンネルの立体音響によるシステム。同システムを用いた上映は、これまで08年にロンドンからオランダ・アムステルダムへ生中継が行われたほか、同局のふれあいホールなどで行われているが、複数都市で行われるのは今回が初めて。

 ロンドン五輪のパブリックビューイングは、300インチ~520インチのスクリーンを用いて、スーパーハイビジョンカメラ2台で撮影した日本人選手の活躍を中心に上映する予定。ロンドンとの時差の都合で録画映像の上映が中心になるが、一部の競技は生中継を検討しているという。(毎日新聞デジタル)

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