なでしこ岩清水梓選手:ピンチに瞬間移動の呪文希望 五輪での鉄壁誓う

「ハリー・ポッター」ブルーレイ&DVD発売記念記者発表会に登場した岩清水梓選手
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「ハリー・ポッター」ブルーレイ&DVD発売記念記者発表会に登場した岩清水梓選手

 なでしこジャパンの岩清水梓選手が16日、英国大使館(東京都千代田区)で開かれた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(デイビッド・イェーツ監督)のブルーレイ&DVD発売記念の記者発表会に登場。かけてみたい魔法を聞かれると岩清水選手は「ピンチのところに瞬間移動できる呪文があったら」と答え、「東京のイギリスに来られましたけれど、今度はロンドンでなでしこのサッカーができるように頑張りたい。いい色のメダルを目指します」とロンドン五輪への思いを語った。

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 発表会には、モデルの冨永愛さんと、岩清水選手と同じ日テレ・ベレーザ所属の小林弥生選手も登場。冨永さんは「魔法が使えそうでしょ? 恋に落ちる魔法とか」と満面の笑顔で話し、「ポッタリアンです。さっきも最強のつえを触らせてもらって、呪文かけたりしましたよ!」とはしゃぎ、興奮した自分に「大丈夫かな私……」と突っ込みを入れ、報道陣を沸かせていた。

 会場には実際に撮影で使用された衣装や小道具、キャストのサイン入りポスターも展示された。6歳の息子と一緒に映画を見たという冨永さんは「自分のハリポタ好きをアピールできた。子どもは泣いちゃうかと思いましたけれど、全然大丈夫でした。今日のことは子どもには内緒で来ました」と話した。小林選手は「練習の合間に若い子たちと、魔法をかけ合いながらボールを蹴ります」と人気ぶりを語った。

 「ハリー・ポッター」シリーズは英作家J・K・ローリングさんが97年から刊行したファンタジー小説が原作。20世紀末の英国を舞台に、魔法使いの少年ハリーの魔法学校での生活や、ハリーの父母を殺害した闇の魔法使いヴォルデモート卿との戦いを描いており、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」はシリーズの最終章で、初の全編3Dで上映され、11年度の国内興行収入1位を獲得。世界興行収入はシリーズ最高の10億ドルを突破している。(毎日新聞デジタル)

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