トム・クルーズ:スカイツリーを訪問 復興願う“ミッション”遂行

「東京スカイツリー」を訪れたトム・クルーズさん(右)
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「東京スカイツリー」を訪れたトム・クルーズさん(右)

 米アクション映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(ブラッド・バード監督)のPRのため11月30日に来日した主演のトム・クルーズさんが1日、世界一の高さを誇るドバイの超高層ビルに潜入するという映画の中の設定にちなみ、日本一の高さの電波塔「東京スカイツリー」(東京都墨田区)を訪問した。“親日家”で知られるクルーズさんは、東日本大震災の被害を受けた日本の復興を願い、応援メッセージが書かれたフラッグを用意して東武タワースカイツリーの鈴木道明社長に手渡した。

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 今回のスカイツリー訪問は、クルーズさんの日本滞在27時間内に課せられた映画プロモーションのための“特別ミッション”の一つで、同日に行われた記者会見後に“遂行”。そのほか、映画のメーンテーマをアレンジしたギタリストの布袋寅泰さんとの共演や、ファンミーティングで日本のファンと交流するなど、精力的に“ミッション”をこなしていた。

 最新作「ゴースト・プロトコル」は、主人公のイーサン・ハント(クルーズさん)がドバイ、モスクワ、ブダペスト、バンクーバー、ムンバイを舞台に、史上最大のミッションに挑む。ハントと彼が率いるチームはクレムリン爆破の容疑をかけられスパイ組織「インポッシブル・ミッション・フォース(IMF)」のメンバー登録を抹消されてしまう。国や組織の後ろ盾を失ったハントらは、事件の黒幕を追う。世界一の高さと最新のセキュリティーを誇るドバイの超高層ビルという“難攻不落の天空城”に侵入を試み、さまざまなわなを突破する中、次第にミッションの真の目的が明らかになる……というストーリー。16日から全国で公開。(毎日新聞デジタル) 

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