AKB48さしこ：女優へと成長する役でドラマ初主演

　人気アイドルグループ「AKB48」の指原莉乃さんが27日、12年1月14日スタートの深夜ドラマ「ミューズの鏡」（日本テレビ）でドラマ初主演を果たすことが明らかになった。何も取りえがないように見えるが、かつての大俳優に見いだされ女優として覚醒していくヒロインを務める指原さんは、「演技に関してはすごく不安でいっぱいですが、まわりの俳優さんに迷惑をかけないように一生懸命がんばります」と意気込みを語っている。

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　ドラマは、何も取りえがないように見える指原さん演じる吉村マキ（仮）が主人公。かつて名優とうたわれた沖田竜は、大手プロダクションの引き抜きによって率いていた劇団有名塾を失おうとしていた。ある日、町中でふと出会ったマキの演技に心を動かされた沖田は、マキを次なる女優として育てようと考えるが、マキは有名塾に所属する女優たちのいじめにあってしまう。さらに、沖田から「恋をすることは演技の邪魔だ」と言われたマキだったが、大手プロダクションの御曹司や有名塾の看板俳優、沖田までもがマキにひかれることになり……という物語が展開する。

　「33分探偵」「東京DOGS」「THE3名様」など異色の作品を手がけてきた福田雄一さんが脚本、演出を担当。指原さんは「福田さんの世界がどんな雰囲気になるかとても楽しみです！」と期待を膨らませている。ドラマは毎週土曜深夜1時55分から関東ローカルで全24回放送。（毎日新聞デジタル）