注目ドラマ紹介:「13歳のハローワーク」 TOKIO松岡がバブル期へタイムスリップ

ドラマ「13歳のハローワーク」の制作発表に登場した桐谷美玲さん
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ドラマ「13歳のハローワーク」の制作発表に登場した桐谷美玲さん

 人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さん主演で、作家・村上龍さんのベストセラーをドラマ化した「13歳のハローワーク」(テレビ朝日系)が13日にスタートする。500種以上の職業を紹介する子ども向け職業案内マニュアル本が原作で、松岡さん演じる35歳の警察官が、人生のやり直しを願って、22年前のバブル時代と現在を行き来しながら、理想の仕事と人生を手に入れさせるため、13歳の自分の運命を変えようと試みる……という異色作。女優の桐谷美玲さんや「関ジャニ∞(エイト)」の横山裕さんも出演する。

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 ドラマは、村上さんの「新 13歳のハローワーク」(幻冬舎刊)が原作。2012年1月、東京都内の警察署で生活安全課に所属する35歳の警察官・小暮鉄平(松岡さん)がある日突然、バブル全盛期の22年前にタイムスリップし、13歳の自分に遭遇するところから始まる。充実した人生を手に入れるには、充実した仕事を手に入れることが必要と痛感している鉄平は、まったく危機感もなく、世の中をなめきった13歳の自分の運命を変え、自分の思い描いた理想の仕事と人生を手に入れようと、あらゆる手段を使って“13歳のハローワーク”を経験させるが……という物語。“ファンタジーでコメディーで進路ガイドで人間ドラマ”という、これまでにないドラマになるという。

 13日の初回は、警視庁捜査1課の刑事を夢見て警察官になったが、現在の部署にやりがいを見いだせない鉄平(松岡さん)は35歳になる前日、自分に合った仕事を求めてハローワークへ向かうも、職員から一蹴され、直後に恋人にもフラれる。「何なんだ俺の人生は。もう一回やり直せねえかな」と、カラオケボックスでやけ酒をあおりながら、眠りに落ちた鉄平は、その翌朝に22年前の1990年にタイムスリップしてしまう。偶然にも13歳の自分(=テッペイ<田中偉登さん>)を発見した鉄平は、自分が未来から来たこと、これからの運命について説明、「お前を助けてやる。後悔しないよう、最高の人生を歩ませてやる」とテッペイを丸め込み、学習塾へ連れて行くのだが……というストーリー。

 ドラマ「13歳のハローワーク」は、13日から毎週金曜午後11時15分~深夜0時15分の「金曜ナイトドラマ」枠で放送予定。主題歌は「TOKIO」の「羽田空港の奇跡」。(毎日新聞デジタル)

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