佐々木希:全シーン「ほとんどすっぴん」で連ドラ主演 25歳、恋愛経験ゼロのもてない女性演じる

佐々木希さんが主演するドラマ「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」のメーンビジュアル
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佐々木希さんが主演するドラマ「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」のメーンビジュアル

 モデルで女優の佐々木希さんが25歳で恋愛経験ゼロのもてない女性役で、連続ドラマに主演することが18日、明らかになった。ドラマは「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」というタイトルで、CS放送「フジテレビTWO」で3月から放送される。佐々木さんがもてない女性役を演じるのは今回が初めてで、同局は佐々木さんが全6話の全シーンに「ほとんどすっぴん姿で出演する」と明かしている。

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 ドラマは、第6回日本ラブストーリー大賞(宝島社主催)を受賞した中居真麻さんの小説が原作。恋も仕事も一生懸命だが、初体験がなかったことになったり、大切なところが病気になったりと波瀾(はらん)万丈な日々を送っているもてない女性・宝池青子の日常をリアルに時にユーモラスに描いた恋愛物語。青子が24~29歳になるまでの姿が描かれる。ドラマ「救命病棟24時(第4シリーズ)」などの小川真さんが脚本を手がけ、アートディレクターの清川あさみさんがポスターなどで世界観を作り上げる。

 ほかに青子の両親役で、梅沢富美男さん、多岐川裕美さんが出演。青子の恋に絡む男性陣を小泉孝太郎さん、えなりかずきさん、渡部豪太さん、石田卓也さん、田島優成さん、加藤雅也さんらが演じる。

 佐々木さんは主人公の青子に対し、「女の子は共感できる部分が多い。ダメなところも多いけど、すごくまっすぐな性格なので、とても人間らしく、愛らしい女の子」と説明。「泣くお芝居が多いのでその部分は大変ですが、私の周りに青子に似た人たちが多いので、参考にしながら青子を演じることができています(笑い)」と話し、「青子の5年間での心の変化と成長していく様子に注目して」とコメントしている。

 企画プロデュースを担当するフジテレビの羽鳥健一さんは「今の時代に必要なのは、(青子のように)不器用だけどまっすぐに生きている独身女性が主人公のドラマ」といい、佐々木さんの起用を企画当初から考えていたといい、その理由を「もてない女性とは対極のポジションにいる佐々木さんに演じていただくことで、必ず化学反応が起きると思った」「佐々木さんに青子の“におい”を直感的に感じた」「青子が持っているひたむきさを演じることができて、しかも視聴者に共感を抱かせられる」と語っている。

 放送は3月16日から隔週金曜午後11時~深夜0時ほか。放送に先駆けて原作のコミカライズや文庫本も発売される。(毎日新聞デジタル)

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