伊勢谷友介:東日本大震災被災地の日常映す番組でナビゲーターに

特別番組「生きていくということ~いま、伝えたい被災地の日々~」でナビゲーターを務める伊勢谷友介さん
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特別番組「生きていくということ~いま、伝えたい被災地の日々~」でナビゲーターを務める伊勢谷友介さん

 俳優の伊勢谷友介さんが、東日本大震災の特別番組「生きていくということ~いま、伝えたい被災地の日々~」(BS朝日)でナビゲーターを務めることが30日、明らかになった。番組は、被災地で暮らす人たちが撮影した数百枚の写真を基に構成した。自ら始めたプロジェクトで被災地支援を行っている伊勢谷さんは「一つの大きな出来事の前で私たちは、いまだその道標を見いだすことはできていない。そんな私たちに、写真たちは何を伝えてくれるんだろうか。しっかりと見届けたいと思っています」とコメントを寄せている。

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 番組は、写真家・平野愛智さんが被災地で生きる人々にレンズ付きフィルムカメラを渡し、自由に写真を撮ってもらう試み「ROLLS TOHOKU」から生まれた。撮影された写真には、倒壊した家や、がれきの山のほか、子供の笑顔や海水浴やお祭りの様子、お気に入りのCDや、夕食など、被災者の半径3メートルにある被災地の日常が写っている。震災から1年を迎える前に、現在もまだ非常時である被災地の日常を伝える。

 放送は2月25日午後8時~同54分。また番組ではfacebookに番組の公式アカウントを開設し、被災地の人々が撮影した写真、被災地の支援情報などを伝える。(毎日新聞デジタル)

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