武井咲:ゴールデン初主演で一人二役に初挑戦 連ドラ「Wの悲劇」に抜てき

ドラマ「Wの悲劇」でゴールデン初主演、初の1人2役に挑戦する武井咲さん
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ドラマ「Wの悲劇」でゴールデン初主演、初の1人2役に挑戦する武井咲さん

 女優の武井咲さんが4月スタートの連続ドラマ「Wの悲劇」(テレビ朝日系)で“ゴールデン初主演”を務め、1人2役にも初挑戦することが16日、明らかになった。ゴールデン初主演に「責任の重さも感じている」という武井さんが演じるのは、大財閥の令嬢とショーパブのダンサーという対照的な2人のヒロイン。「自分の演技の経験値も試されているような気がしていますし、一つの作品で2人の自分を演じられるのも楽しみ」と意欲をみせている。

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 昨年4~7月に放送されたドラマ「アスコーマーチ」で初主演を果たしてから1年。昨年大ブレークを果たした注目の18歳が、累計発行部数250万部の夏樹静子さんの大ヒットミステリーを初めて連続ドラマ化した今作の主演に抜てきされた。武井さんは、大財閥の令嬢として生を受け、何不自由なく生きる中で、自分の手で人生をつかみとりたいと渇望している和辻摩子と、都会の片隅で孤独と貧乏という辛酸をなめながら生き、何よりも金と権力を渇望している倉沢さつきという対照的な2人のヒロインを演じる。

 原作は1982年に発表され、84年には薬師丸ひろ子さん主演で映画化され、大きな話題を呼んだ。初めて連続ドラマ化される今作は、大富豪の家に育ち、愛に縛られた少女「摩子」と、親のない子として育ち、愛に飢えた少女「さつき」が運命的に出会い、お互いの人生を入れ替えるが、そのことからさまざまな悲劇・事件に巻き込まれていき……というサスペンスで、原作の内容を大胆にアレンジし、斬新なスタイルで現代風によみがえらせるという。

 武井さんは「どちらの役も経験がないですが、プロデューサーさんから『思いっきり悪い武井を見せてほしい』と言っていただいたので、普段のわたしでは見せないような姿を楽しみたい。自分でも知らない自分を見つけてみたい。頑張ります!」と意気込んでいる。飯田爽プロデューサーは「『Wの悲劇』という精緻なサスペンスの世界で、武井咲さんが『ピュアな顔』『悪い顔』を演じ分けながら、どんな輝きを放ち、躍ってくれるか。私たち制作陣も今からゾクゾクする思いでいます。純白の武井咲さんが汚れ、輝いていく姿を、濃厚なサスペンスと共に楽しんでいただける連続ドラマ『Wの悲劇』。どうぞ、ご期待ください」とアピールしている。

 ドラマ「Wの悲劇」は4月スタート。毎週木曜午後9時~同54分の木曜ドラマ枠で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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