西川きよし:娘かの子と「戦火の馬」試写会に登場 「同い年のスピルバーグに共感した!」

映画「戦火の馬」特別試写会に登場した、西川きよしさん(左)と娘の西川かの子さん
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映画「戦火の馬」特別試写会に登場した、西川きよしさん(左)と娘の西川かの子さん

 お笑い芸人の西川きよしさん(65)とその長女でタレントの西川かの子さん(37)が16日、大阪市内で開かれた米映画「戦火の馬」(スティーブン・スピルバーグ監督)の特別試写会にフォーマルなタキシードとドレス姿で登場。スピルバーグ監督と同い年だというきよしさんは「すごく共感してます。今までは横文字は(妻の)“ヘレン”しか知らなかったけど、初めて意識しました」とギャグを交えて語り、「映画のイベントの仕事を受けたのは今回が初めて。今までは映画のイベントは浜村淳さんに譲っていたけど、今年は芸能生活50周年で、そんな年に同い年のスピルバーグ作品のオファーがあったことは運命です」と喜んでいた。

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  「戦火の馬」は、英作家のマイケル・モーパーゴさんが82年に発表した児童文学が原作で、第一次世界大戦を舞台に、悲劇に見舞われながらも希望を信じて生き抜く人間たちの姿を、ジョーイという一頭の美しい馬との出会いと別れを通して描く。物語は、かけがえのないきずなで結ばれたアルバートとジョーイを中心に描かれる。ジョーイは軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまった。アルバートは徴兵の年齢に満たない若さにもかかわらず、ジョーイと再会するために激戦下のフランスへと旅立つ……。戦争の愚かさと悲惨さを、敵味方の区別を知らない馬の目を通して明らかにしていく。「第84回アカデミー賞」で作品賞をはじめ6部門にノミネートされている。

 困難な時代を生き抜いた人々の姿をじっと見つめる馬の瞳と同様に“大きな瞳”でさまざまなものを見てきたきよしさんと、その姿を温かく見守ってきたかの子さんは同映画の“まなざし大使”に就任。親子そろって出席するイベントは今回が初めてだったという2人は、今作を見て最初から最後まで感動して泣きっぱなしで、かの子さんは「劇中で馬のジョーイの目を見たとき、真っ先に父を思い出しました」といい、「ジョーイのように、つらいことがあっても人は前を向いて歩かなければいけないということを映画から感じました」と語った。映画「戦火の馬」は3月2日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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