加藤あい:松山ケンイチ演じる清盛からのプロポーズに「胸がキュンとなるような思い」

特別展「平清盛」開会式に出席した加藤あいさん
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特別展「平清盛」開会式に出席した加藤あいさん

 女優の加藤あいさんが24日、神戸市立博物館(神戸市中央区)で行われたNHK大河ドラマ50年特別展「平清盛」の開会式に出席。清盛の最初の妻・明子を演じる加藤さんは、19日に放送された第7回で、清盛から受けたプロポーズシーンについて「清盛を演じられていた松山さんがとてもすてきだったので、胸がキュンとなるような思いでした」と振り返った。

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 今回が大河ドラマ初出演の加藤さんは、「いつか出演したいと思っていたので、すごくうれしく思っています」とにっこり。加藤さんは、「こんなにも出演が決まった後に、親戚や身内に『よかったね、よかったね』と声をかけられることが今までになかったので、本当に大きな作品に出演させていただいたのだという実感がわいています」と語った。

 また、明子役については「とても教養があって、控えめな表に立たないような女性ではあるんですが、芯はとてもしっかりしていて、陰ながら支えていく女性」と分析。「清盛さんが一目で心を奪われたような役柄ということで、難しいなとは思ったのですが、少しでも清盛さんがすてきだなと思ってくれるような女性を演じようと頑張りました」と撮影の苦労を語った。

 「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親から離され、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。清盛(松山さん)は白河法皇(伊東四朗さん)の“落胤(らくいん)”で、忠盛(中井貴一さん)が養子にしたという設定で描かれ、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでをドラマ化する予定。

 ドラマの今後の見どころについて、加藤さんは「この先、複雑な生い立ちの中で育った清盛が家庭を持つことでどう変わっていくのか、清盛が平家一門の礎を築くきっかけをどう作っていったのかを見ていただければ」と語り、「明子と清盛のキュンとするような恋愛部分も見ることができるので、楽しみに見ていただければと思います」と呼びかけた。

 特別展は、2月25日~4月8日に同博物館で開催。国宝「平家納経」や世界遺産・厳島神社の至宝、平清盛にまつわる作品、源平合戦を描いた絵画など166点を紹介。「平氏隆盛の足跡」「清盛を巡る人々」など全5章で構成し、平清盛の実像に迫っていく。開館時間は午前10時~午後5時(金曜は午後7時)。月曜は休館。入館料は1200円。高校・大学生は850円、小・中学生は450円。(毎日新聞デジタル)

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