まほろ駅前番外地:瑛太&龍平コンビ再び 「モテキ」大根監督で映画続編を連ドラに

連続ドラマ「まほろ駅前番外地」の放送が決定。瑛太さん(左)と松田龍平さんの便利屋コンビが13年に再び活躍する(c)2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会
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連続ドラマ「まほろ駅前番外地」の放送が決定。瑛太さん(左)と松田龍平さんの便利屋コンビが13年に再び活躍する(c)2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会

 俳優の瑛太さんと松田龍平さんが出演して人気を博した映画「まほろ駅前 多田便利軒」(昨年4月公開)の続編「まほろ駅前番外地」が、テレビ東京系で13年に連続ドラマとして放送されることが16日、明らかになった。瑛太さんと松田さんの便利屋コンビはそのままに、大ヒット映画「モテキ」の大根仁監督が演出・脚本を手がけ、ファン待望の続編が映像化される。

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 「まほろ駅前 多田便利軒」は、累計70万部を超えた三浦しをんさんの直木賞受賞作で、昨年4月には映画も公開され、熱狂的なファンを生んだ。今回の連続ドラマの原作は、「~多田便利軒」の外伝「まほろ駅前番外地」(文芸春秋刊)が原作。東京郊外にある架空の都市「まほろ市」で便利屋を営む多田啓介と、多田のもとに居候を始めた中学時代の同級生の行天春彦の痛快で心温まる物語。ドラマでは、映画と同じく、まじめでしっかり者の多田を瑛太さん、ひょうひょうとしてつかみ所のない行天を松田さんが演じ、毎回、2人が奇天烈(きてれつ)な依頼を解決していく1話完結のストーリー展開で、「2人の男が背負ったバックグラウンドもじんわりと感じさせる人間ドラマ」も描かれるという。

 瑛太さんは「多田の名ゼリフ『頼まれた仕事は極力引き受ける』。私自身もそんな気分。 ドラマならではの『まほろ』を新たな気持ちで作り出したいですし、 龍平と連続ドラマに出演することはそうないと思うので存分に楽しみたい」とコメント。松田さんも「映画でやらせてもらった役を連続ドラマと言う形で、またやれることをうれしく思っています。初めて本を読むような気持ちでやりたい」と意気込んでいる。

 大根監督は、「(原作は)今の時代にふさわしい脱力バディストーリー。多田と行天のキャラクターと便利屋という設定がとても映像向きだなと思いました。原作や映画版とは少し違う、まさに『番外地』的な作品になると思います」と展望を明かしており、初タッグとなる瑛太さんと松田さんについては、「ずっと仕事をしたかった2人と、一度にご一緒できることにものすごくプレッシャーを感じていますが、せっかくなので今まで誰も見たことのない瑛太・龍平を引き出したいと思います」とやる気満々だ。

 テレビ東京の森田昇プロデューサーは、「原作を読んでとても面白いと思っていました。さらに映画を見た時、その独特の世界観に非常にひかれました。その魅力は、瑛太さん・龍平さんがかもし出す何とも言えない空気感だと思います。今回、ずっと一緒に作品をやってみたかった最高の役者であるお2人を迎え、その独特の空気感を生かしつつ原作・映画よりさらにテンポアップしたドラマならではの便利屋バディストーリーを作ります。また、この作品に参加してくれるひと癖もふた癖もある豪華なゲストにも ご期待ください」とコメントを寄せている。

 連続ドラマ「まほろ駅前番外地」は13年に放送予定。放送開始日など詳細は未定。(毎日新聞デジタル)

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