プリンセス プリンセス:16年ぶり再結成の舞台裏やプライベートに密着 「情熱大陸」で放送

「プリンセス プリンセス」が登場する「情熱大陸」の一場面=MBS提供
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「プリンセス プリンセス」が登場する「情熱大陸」の一場面=MBS提供

 16年ぶりに再結成したガールズバンド「プリンセス プリンセス」が4月8日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場することが30日、発表された。番組では、20日の復活ライブの舞台裏やプライベートの映像を織り交ぜながら、メンバーの素顔に迫っている。

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 「プリンセス プリンセス」は、岸谷(旧姓・奥居)香さんら5人組のガールズバンドで、83年に「赤坂小町」名義で活動を開始。86年に「プリンセス プリンセス」に改名し、「プリプリ」の愛称で親しまれ、ミリオンヒットとなった「DIAMONDS(ダイヤモンド)」をはじめ数々のヒット曲を世に送り出したが、96年の武道館公演を最後に解散した。

 再結成は被災地への支援を目的としたもので、3月20日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された東日本大震災復興チャリティーライブ「ALL THAT LOVE」で「TM NETWORK」「米米CLUB」と一緒に16年ぶりのパフォーマンスを見せた。

 番組では、メンバーの今の姿に密着。俳優の岸谷五朗さんと結婚し、現在は小学生2人の母となったボーカル&ギターの岸谷香さん、解散後も音楽活動を続けている中山加奈子さん、映画監督で俳優の利重剛さんと結婚し、趣味のガーデニングなどを楽しむキーボードの今野登茂子さん、音楽学校の副校長として全国を飛び回るベースの渡辺敦子さん、2児の母となったドラムの富田京子さん……といったプライベート映像や再結成後、40代となったメンバーがステージに臨むまでの姿を紹介する。

 番組の大島新プロデューサーは「90年代も珍しい存在だったガールズバンドが、16年の時を経て、いまだ誰も通ったことがない道を切り開くさまは、多くの女性たちに勇気と共感をもたらすでしょう。リハの途中にかかってきた子供からの電話に『お母さんいま忙しいから電話かけてこないで』と言い切る彼女たちの飾らない素顔は、年輪を重ねた女性の魅力に富んでいます」とバンドの魅力を語っている。

 「プリンセス プリンセス」が登場する「情熱大陸」はMBS・TBS系で4月8日午後11時から放送。(毎日新聞デジタル)

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