サンドウィッチマン:被災地復興「道のりは険しい」 瀧本美織とNHK「東北発☆未来塾」

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 東日本大震災の発生時に宮城県気仙沼市内で被災した仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が5日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた6日スタートの新番組「東北発☆未来塾」(Eテレ)の取材会に登場した。被災地の復興を目指す若者を応援する同番組で、サンドウィッチマンは“応援団長(進行役)”を務める。伊達みきおさんは、被災地の現状を「原発の問題などいろいろな意見があって、なかなか一つにならない。復興までの道のりは険しいと思います。元気な人は3、4割だと聞いています。リアルな部分を伝えていきたい」とコメント。富澤たけしさんは「暗い話はあるけど、笑えるところを笑えるように伝えていきたい」と熱い思いを語った。

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 「東北発・未来塾」は、被災地復興を目指す若者が、さまざまな業界で活躍する講師から“未来を作る力”を学ぶ新番組。一つのテーマを4週に分けて取り上げ、4月は「観光」をテーマに、「星野リゾート」の星野佳路社長を講師に迎える。また、女優の瀧本美織さんがナレーションに初挑戦する。

 会見には瀧本さんも登場。瀧本さんは初ナレーションについて「つたないですけど、(番組に登場する若者と)同じ目線で話せたらと思います」と話し、富澤さんは「まだ若干つたないかな?」とジョークめかして、「上手です。100点ですよ」と絶賛。伊達さんも「素晴らしいナレーション。声も素晴らしいです」と称賛の声を送ったが「瀧本さんの出番が僕らより多い……」と少し寂しそうだった。

 伊達さんは番組について「素晴らしい番組。(宮城県)松島町の観光大使をしているので、星野先生の言葉が勉強になった。これからが楽しみ」、瀧本さんは「同世代が頑張っている姿に刺激を受ける。授業に参加してみたいですね」と前向きだった。伊達さんは今後、番組で挑戦したいことを「(瀧本さんと)トリオでコント」と話し、報道陣を笑わせながら、「番組のホームページで意見を集めているので、いろいろ意見を聞きたい」としっかり番組をPRしていた。番組はEエレで6日から毎週金曜午後11時半~同50分に放送。(毎日新聞デジタル)

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