松嶋菜々子：妻夫木聡と初共演でライバル役　オトナグリコCM

　女優の松嶋菜々子さんと俳優の妻夫木聡さんが、江崎グリコの新CMで初共演していることがわかった。2人が共演するのはドラマや映画を通じても初めてで、共に売れっ子クリエーティブディレクターという役どころで、ライバル役としてCM企画バトルに火花を散らしている。11日から全国で放送される。

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　新CMは同社が展開する「オトナグリコ」シリーズの新商品「アーモンドピーク」を巡るCM企画バトルを描いており、松嶋さんはテレビCMでヒットを連発し、一切の妥協を許さないところから“鉄の女”と異名をとる敏腕クリエーター、妻夫木さんはウェブの可能性に新たな価値を見いだし、海外で数々の賞を受ける新進気鋭の注目株という全く異なるクリエイター像を演じている。

　「オリエン編」「プランニング編」の2パターンがあり、オリエン編では、松嶋さん所属のA社と妻夫木さんのP社が参加するアーモンドピーク商品説明会が舞台。「テレビCMを考えてほしい」というクライアントの言葉に、2人は全く正反対のアイデアを出し、早くも激突する。続くプランニング編は、プレゼンテーション本番まで残り1週間という設定で、A社、P社それぞれの白熱した企画会議の様子や、撮影スタジオの通路でばったり遭遇した松嶋さんと妻夫木さんがすれ違いざまにライバル心むき出しで互いをののしる姿が描かれる。

　初共演を果たした2人は、対立する関係を演じながらも互いの印象を「優しい方」と友好的にコメント。妻夫木さんは、松嶋さんの大ヒットドラマ「家政婦のミタ」を挙げて「役のイメージが強烈で、冷たい人だったらどうしようってドキドキしながら現場に来ました」と明かしつつ、「実際は優しい方で笑顔もすてきでした」と語った。それに対して松嶋さんは、妻夫木さんがのび太として出演するトヨタの「ドラえもん」実写CMをよく目にしていたといい、「CMは優しい感じのキャラクターだったので、私の場合とは逆にイメージ通りでした（笑い）」と返答。撮影後は、「今度はぜひドラマや映画でご一緒しましょう」と声をかけ合う姿が見られた。（毎日新聞デジタル）