仲間由紀恵：可愛い“悪女”ぶり明かす　主演の医療サスペンス第2弾を12月放送

　女優の仲間由紀恵さんが天才脳外科医役で主演する医療サスペンスドラマ「悪女たちのメス」のスペシャルドラマ第2弾がフジテレビ系で12月に放送されることが13日、明らかになった。同作について「前回とはまた違った悪女が集まってきてワクワクさせられる」と話した仲間さんは、自らの“悪女”ぶりを「悪ふざけをしますね。監督が歩こうとする廊下をふさいでみたり。反省はするんですけど、なかなか直らないです」とちゃめっ気たっぷりに明かしている。

ウナギノボリ

解説：朝ドラ“メガネっ娘”の系譜　過去にもブレークした俳優が

　さらに今回初めて医療ドラマに出演し、脳外科医を演じる俳優の中村蒼さんとの関係について「（中村さんは）手術シーンで主要な部分には一切、手を出さない役柄。でも院長の娘婿という設定なので『婿的にはここで手を出さなくていいの？』とか、いろいろとあおって、芝居を惑わせています（笑い）」とコメントしている。

　ドラマは、「アンフェア」などで知られる秦建日子（はた・たけひこ）さんの小説「インシデント　悪女たちのメス」（講談社文庫）が原作。主人公の冷徹でひたむきな脳外科医・桧山冬実を仲間さんが演じ、11年12月にスペシャルドラマ化された。第2弾の「悪女たちのメス　episode2」は、原作で描かれた冬実のキャラクターを生かして作られたオリジナルストーリー。石塚総合病院に引き抜かれた冬実が、病院内で立て続けに起こった医療ミスを機に病院の闇に巻き込まれていく。

　劇中にはさまざまな思惑を抱いた“悪女”が登場し、冬実を取り巻いて繰り広げられる女と女の対決が見どころの一つ。冬実と競えるほどの手術の腕を持ちながら医療ミスの疑いをかけられた脳外科医・白石由紀を大塚寧々さんが演じ、野心に燃える脳外科医・太田理沙子を山口紗弥加さんが演じる。また病院が隠そうとしている真実に迫ろうする医療コーディネーター・美原千景を木村文乃さんが演じ、病院長役で高橋英樹さん、前作に引き続き登場する冬実の姉役で西田尚美さんが出演する。

　「金曜プレステージ特別企画」として12月21日午後9時～同10時52分。（毎日新聞デジタル）