江口洋介:天才シェフ役でフジ連ドラに主演 「アイアンシェフ」とのコラボも

13年1月期に放送するフジテレビ系連続ドラマ「dinner」に主演する江口洋介さん
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13年1月期に放送するフジテレビ系連続ドラマ「dinner」に主演する江口洋介さん

 俳優の江口洋介さんが、1月にスタートするフジテレビ系日曜午後9時放送の連続ドラマ「dinner」で主演を務めることがこのほど明らかになった。江口さんが演じるのは、愛や伝統など実体のないものは料理には一切必要ないと割り切っている超一流の天才シェフ・江崎究役で、同ドラマでは料理番組「アイアンシェフ」(フジテレビ系)とのコラボも見られるという。

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 ドラマは、10年10月から始まった日曜午後9時のドラマ枠「ドラマチック・サンデー」の第10弾。江崎が働くことになる有名イタリアンレストランの支配人・辰巳沙織役で倉科カナさんが江口さんと初共演するのをはじめ、松重豊さんや野波麻帆さん、志賀廣太郎さん、柴本幸さん、池津祥子さん、八嶋智人さん、ユースケ・サンタマリアさんらが出演し、イタリアンレストランを舞台に悩み葛藤しながらも夢を追い、働く喜びや誇りを掲げながら生きる様子を描く群像劇。

 イタリアンの草分け的存在として知られ、人気料理番組「アイアンシェフ」からも出演依頼がくるほどの料理界のカリスマ・辰巳日出男が料理長を務めるレストラン「ロッカビアンカ」。すべてが順調に運んでいると思われた矢先、日出男が倒れ意識不明になってしまう。それから1カ月がたちスタッフの団結力も低下、レストランに空席が目立つようになる中、日出男の娘で店の支配人の沙織(倉科さん)は新たな料理長として江崎(江口さん)を迎えることを決心する……という展開。

 江口さんは「お客様を店にお迎えするために、裏方のスタッフたちは、個人的な問題を抱えながら、日夜いろんな思いで闘ってるとも思いますし、エネルギッシュなイタリアンレストランの、裏側の人間模様のドラマになると思うので、スタッフ、キャストとのチームプレーがとても大切だと思っています」とコメント。「食するということはどういうことなのか。人間の欲望の中で必要不可欠な“空腹を満たす”その料理とは? そして料理人たちが、いかに素晴らしいエンターテイナーかということも、このドラマを通してお届けできればと思います」と意気込んでいる。

 編成企画の鹿内植さんは、江口さんの起用について「江口さんご自身がお持ちのクールな部分とやんちゃな子供らしい部分が混在する、今までにないキャラクターが生まれるのではないかと今から期待しています」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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