大沢たかお:大スケール“古代劇”に自信 ドラマ「アテルイ伝」完成披露

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 俳優の大沢たかおさんが2日、古代東北の英雄アテルイ役で主演するNHKの大型時代劇「火怨・北の英雄 アテルイ伝」(BSプレミアム、総合)の完成披露試写会に、共演の北村一輝さんとともに出席。「カメラの枠からはみ出すような“古代劇”になればいいなと、みんな真剣勝負をしてきた。きっと見応えのある、力強く、意味のある作品になっていると思う」と自信を見せた。

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 ドラマは、奈良時代後期から平安時代初期の東北地方が舞台。朝廷が東北の征服をもくろむ中、胆沢(現在の岩手県奥州市)の族長の息子アテルイ(大沢さん)が、東北の地と民を守るために立ち上がり、坂上田村麻呂(高嶋政宏さん)が率いる大軍勢に挑む姿を描く。大沢さんは同局の連続ドラマ初主演。北村さんは、アテルイとともに決起する母礼(もれ)を演じている。

 岩手県などでロケも行われ、大沢さんは東北の大自然の中で馬に乗ったり、矢を射たりとアクションにも挑戦。制作側も「大河を超えるスケール」と自信を見せており、大沢さんは、「高いゴールを目指して、日々奮闘した。時には竪穴式住居に入ったりして、今までに経験したことのない中で撮影して、みんなでベストを尽くしてやってきました」と充実の日々を振り返っていた。

 ドラマには、大沢さん、北村さんのほか、内田有紀さん、石黒賢さん、高梨臨さん、大杉漣さんらも出演。BSプレミアムで13年1月11日から毎週金曜午後8時に放送。全4回。NHK総合では、同3月に全2回の再編集版を放送する予定。(毎日新聞デジタル)

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