映画興行成績:仮面ライダー最新作が首位スタート 武井咲の「今日、恋~」は3位

「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦  アルティメイタム」の初日舞台あいさつの様子
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「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦  アルティメイタム」の初日舞台あいさつの様子

 10日発表された8、9日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、異なる仮面ライダーが作品の枠を超えて集結する「MOVIE大戦」最新作の「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦  アルティメイタム」が、初登場で首位を獲得。全国298スクリーンで公開され、土日2日間で約24万4900人、興行収入約2億8200万円となり、8月公開の「仮面ライダーフォーゼ/特命戦隊ゴーバスターズ」(最終興行収入約12億7000万円)との対比は110.7%という好スタートを切った。

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 前週首位だった「007」シリーズ第23弾「007 スカイフォール」は2位だが、公開9日目に累計で約90万7900人動員、興行収入は約10億8600万円で、早くも10億円を突破。母国の英国でも、公開から40日目となる4日に累計興行収入が約9400万ポンド(約124億4500万円)を記録し、「アバター」を抜いて歴代1位を記録している。新作では、武井咲さんと松坂桃李さんのダブル主演で映画化した「今日、恋をはじめます」が初登場3位。全国301スクリーンで公開され、公開2日で約18万8400人を動員し、興行収入約2億2500万円となった。

 「アルティメイタム」は、仮面ライダー「MOVIE大戦」の第4弾。魔法を駆使して戦う「ウィザード」と宇宙がテーマの「フォーゼ」が、人類を滅ぼそうとする未知の強敵に協力して立ち向かう。「美少女仮面ポワトリン」や「イナズマン」といった往年のキャラクターが参戦するのも話題となっている。数千年前に人類に地底へと追いやられた「アクマイザー」の3人、ザタン(声・デーモン閣下)、イール(声・関智一さん)、ガーラ(声・三ツ矢雄二さん)が地上によみがえり、人間の精神世界(アンダーワールド)の魔力を使い、仮面ライダーが倒してきた怪人を次々と復活させ地上征服計画が動き出す……という話を軸に、“フォーゼ編”と“ウィザード編”の二つの物語がクロスオーバーする。

 「今日、恋を始めます」は、累計900万部を超える水波風南(みなみ・かなん)さんの少女マンガが原作。周囲からは浮きまくりで、勉強だけが取りえの超地味な女子高生、日比野つばきを、なぜか、学校一のイケメンで成績トップのモテ男、椿京汰が「自分の女にする」といい出した。椿を狙っている女子たちから猛反発を食らい、迷惑千万のつばきだが、強引な中にも優しさがある京汰に引かれていく。一方の京汰も、からかい半分で付き合い始めたものの、何事にも一生懸命なつばきに、他の女の子とは違う思いを抱きはじめ……という胸キュンラブストーリー。(毎日新聞デジタル)

1位 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

2位 007 スカイフォール

3位 今日、恋をはじめます

4位 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

5位 劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W

6位 悪の教典

7位 のぼうの城

8位 北のカナリアたち

9位 任俠ヘルパー

10位 人生の特等席

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