川島海荷:10代最後の年に“大人化”宣言 「一人ラーメン、一人旅できるようになりたい」

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」の完成披露試写会に登場した川島海荷さん
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「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」の完成披露試写会に登場した川島海荷さん

 女優の川島海荷さんが8日、ニッショーホール(東京都港区)で開かれた人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」初の劇場版アニメ「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」の完成披露試写会に登場した。3月に19歳になる川島さんは、今年の抱負を聞かれ「10代最後の年になるので、20歳に向けていろいろ一人でできるようになりたい。一人ラーメンとか一人焼き肉、一人旅もできるようになりたい。なかなか一人で行動できていないので」と宣言をした。

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 「HUNTER×HUNTER」は、冨樫義博さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のコミックス累計発行部数6000万部以上を誇る人気マンガ。「緋色の幻影」は、冨樫さんが約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた“幻のネーム”から構成したオリジナルストーリーで、人気キャラクターのクラピカの過去が描かれる。川島さんはクラピカの親友でクルタ族の少年のパイロを演じ、幻影旅団の元メンバーのオモカゲ役で俳優の藤木直人さんが声優に初挑戦している。主題歌「REASON」は人気デュオの「ゆず」が、ヒャダインこと前山田健一さんと初の“3者共作”で手がけている。

 試写会には藤木さんと「ゆず」も登壇。川島さんは、パイロの声を演じた中での苦労を「男の子の役なので低い声で練習していたけど、監督に『そのままでいいから』といわれて、普段通りの声で演じました。戦闘シーンの息使いが難しかったです」とコメント。悪役を演じた藤木さんは「なんで悪役がくるのか?と思って、まず自分を変えることにした。過激なせりふもあります」と語った。

 藤木さんは声優に挑戦するにあたって原作を熟読したといい「大人になってマンガを読まないようにしていたけど、奥の深い作品に出合えてうれしい。(同作に登場する)イカルゴがいいですよね。強すぎるのではなくて、弱いものを持っている人が頑張るのがいい」と話し、すっかりハマった様子。「ゆず」の北川悠仁さんは「あらためて作品を読み返すと、すごく面白かった。(自分たちは)ゴンとキルアの関係に似ているかな。(自分は)主にゴンで、(岩沢厚治さんは)居酒屋でゴンです。おっさんですけど」と作品への愛を語った。

 また、「ゆず」は主題歌「REASON」を披露。川島さんは2人の生歌を聴いて「感動しました」と喜んでいた。映画は12日に全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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