25日に発表されたオリコン週間アルバムランキング（7月1日付）によると、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あまちゃん」のサウンドトラック（19日発売）が発売初週で約1万2000枚を売り上げ、5位にランクインした。朝ドラのサントラでは初のトップ10入りとなり、異例のヒットを記録している。

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　またテレビドラマのサントラがトップ5入りするのは今回が9作目で、「A．N．JELL WITH TBS系金曜ドラマ『美男ですね』MUSIC COLLECTION」（2011年10月24日付、最高1位）以来、1年8カ月ぶり。1970年1月のランキング発表開始以来、トップ5入りしたのは「太陽にほえろ！／傷だらけの天使」（1975年2月発売）、「熱中時代」（1979年7月発売）、「東京ラブストーリー」（1991年2月発売）、「ロングバケーション」（1996年5月発売）、「冬の恋歌 オリジナルサウンドトラック完全盤−国内盤−」（2003年9月発売）などがある。

　「あまちゃん」は岩手・北三陸の架空の田舎町を舞台に、東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがちだった高校2年生のアキ（能年玲奈さん）が海女を目指すことになり、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出されるようになる姿を描いている。NHK総合で毎週月～土曜午前8時に放送中。サントラはノイズやフリージャズなど実験音楽シーンを代表する音楽家の大友良英さんが手がけており、オープニングテーマなどが収録されている。（毎日新聞デジタル）