錦戸亮:インチキ占師役で連ドラ主演

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが10月にスタートする連続ドラマ「陰陽屋へようこそ」(仮題、関西テレビ・フジテレビ系)で主演を務めることが30日、明らかになった。累計発行部数が40万部を超える天野頌子さんの小説「陰陽屋」シリーズ(ポプラ社)が原作で、錦戸さんは、イケメンだが毒舌で面倒くさがりの元ホストでインチキ占師の安倍祥明(あべの・しょうめい)を演じる。

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 錦戸さんは「占師ということなのですが、僕自身占いについては疎い方でして……。ドラマを通じて、見てくださる皆さんと一緒に興味を持てたらと思っております。どこか愛せるような、憎めないキャラクターになればいいなと思います。狩衣(かりぎぬ)という衣装にも挑戦します。着たことがないので楽しみにしています。ご期待ください!!」とコメントを寄せている。

 ドラマは、インチキ占師・安倍祥明(錦戸さん)が科学では解けない謎を解決する姿を描くミステリー。安倍は、金にならない仕事はしないが、論理的思考にたけていて、持ち前のルックスと話術で、客の問題を解決していく。「謎解きはディナーのあとで」「ストロベリーナイト」などの黒岩勉さんらが脚本を担当する。

 関西テレビの豊福陽子プロデューサーは錦戸さんの起用理由について「飄々(ひょうひょう)としてなぜか憎めない、人を引きつける主人公をお願いできるのは錦戸さんをおいて、ほかにはいないと思い、アタックしました! 科学でも解けない謎=人の心を解決する新しいミステリーにご期待ください」と話している。

 ドラマはフジテレビ系で10月から毎週火曜午後10時から放送。(毎日新聞デジタル)

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