鈴木亮平:「COUNTDOWN JAPAN」ゲストMCでフェスデビュー

「COUNTDOWN JAPAN 13/14」でゲストMCを務める鈴木亮平さん
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「COUNTDOWN JAPAN 13/14」でゲストMCを務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが、WOWOWで28~31日に4夜連続の計23時間半にわたって生中継される年末恒例の年越しロックフェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 13/14」で、メインMCのホラン千秋さんとともに現地の盛り上がりを紹介するゲストMCを担当することが分かった。鈴木さんは「そんなに音楽が詳しい人ではないので『ええっ?!』て感じ。世界遺産は語れるんですが……、実はフェスには行ったことがない」と今回が“フェスデビュー”と明かしたが、「初フェスだからこそできる現場の感動と興奮を伝えたい!」と意気込んでいる。(毎日新聞デジタル)

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 「COUNTDOWN JAPAN」は2003年に幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)でスタートした国内最大規模の年越しロックフェスティバル。MCについて鈴木さんは「不得意です。自分自身の言葉を伝えるのは苦手で、役者は『これは自分じゃないよ、役だよ』って言えるけれど」と苦笑し、「真面目な進行はホランさんに頼んで、僕は『ワーワー』担当で、かっこつけずに素直な感動を伝えたいと思います」と宣言。ホランさんとは、ドラマやバラエティー番組などで共演しているといい、「長時間の生放送番組も初めてで不安でいっぱいですが、ホランさんとのコンビネーションには唯一自信があります!」と胸を張った。

 長時間にわたる生放送のための準備を聞くと、「体力を付けようと思って筋トレを。ジムが家の周りにないので、夜の公園で懸垂しています」と明かし、さらに「皆さんと一緒にフェスを楽しむためにも、出演アーティストについても勉強中。世界遺産と同じで、知ってから見るのがいい」と熱弁。個人的に気になるアーティストは、自身の主演作「変態仮面」の主題歌を歌ったMAN WITH A MISSION、出演作「ガッチャマン」の主題歌を歌ったBUMP OF CHICKENだと明かした。自身の音楽活動については「実は初めて言うんですが、高校の時にバンドのボーカルをやっていた」と明かしたが、CDデビューの可能性は「絶対ないです! 自分には歌の才能はない」としきりに照れた。

 今回のロックフェスMCをはじめ、映画やドラマ、14年もNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」に出演と、新たな挑戦が続く鈴木さん。今年を表す漢字を聞くと、鈴木さんは「縁」と答え、「いろんな人との出会いが新しい仕事や触れ合いにつながった。今まで種をまいてきたことの芽が出た年かな。枯らさないように、花を咲かせたい」と充実の1年を振り返った。今後やってみたいことを聞くと「子どもの頃から『シティ・ハンター』をやるのが夢だったんですよ。(友人の)小栗(旬)君がルパン三世をやるなら……」と期待を寄せ、「35歳までにはやりたいですね。自信があります。僕が演じるならどうやるんだと考えている。(恋人役の)香も僕の中で決めている」と熱を込めて夢を語っていた。

 11回目の開催となる今年の「COUNTDOWN JAPAN」は、きゃりーぱみゅぱみゅさんをはじめ、奥田民生さん、くるり、マキシマム ザ ホルモン、RIP SLYME、スガシカオさん、サカナクション、BUMP OF CHICKEN、中川翔子さん、佐野元春さん、MAN WITH A MISSION、ONE OK ROCKなど、多彩なアーティストが出演予定。元AKB48の前田敦子さんや、℃−ute、BABYMETAL、でんぱ組.incといったアイドルグループの参戦も話題を集めている。番組「現地より生放送!COUNTDOWN JAPAN 13/14」は、28~31日に4夜連続で午後4時からWOWOWライブで放送する。

 <プロフィル>

 すずき・りょうへい。1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。趣味はボクシング、特技は英会話、テーブルマジック、裁縫。2013年は、主演映画「HK/変態仮面」や話題作「ガッチャマン」に出演、ドラマでも放送中の「彼岸島」(TBS)で俳優の白石隼也さんとダブル主演を務めるなど活躍した。14年は、春スタートのNHK連続テレビ小説「花子とアン」で吉高由里子さんが演じる主人公・花子の夫役を演じる。

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