日本テレビ:視聴率好調で14年ぶり“無改編”

視聴率好調で14年ぶり“無改編”となった日本テレビ
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視聴率好調で14年ぶり“無改編”となった日本テレビ

 日本テレビは24日、東京・汐留の同局で4月の番組改編発表会を開き、ゴールデン帯(午後7時~10時)とプライム帯(午後7時~11時)の改編はしない(ドラマ、ミニ番組除く)と発表した。同時間帯での“無改編”は2000年4月以来で約14年ぶりという。

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 改編率は、全日帯(午前6時~深夜0時)が9.7%、ゴールデン帯(午後7時~10時)が4.8%、プライム帯(午後7時~11時)が7.1%で、いずれも一けたと低かったが、「(同局が2012年から3年計画で進めている)タイムテーブルイノベーションが進み、(視聴率に)結果が出てきている。前向きな無改編」と強調した。

 具体的には、13年10月の改編からスタートした月曜の「有吉ゼミ」、木曜の「あのニュースで得する人損する人」の視聴率が前年同期比でそれぞれ1.7ポイント、3.4ポイント増とゴールデン帯の入り口となる午後7時台が強化されたこと、1月から月~木曜の「news every.」の放送を約1時間早め、午後3時50分スタートにしたことによって、早朝4時から午後7時までを生放送でつなぎ、ゴールデン帯への流れを作ったことが視聴率好調の理由とした。

 なお、深夜帯についてはバラエティー番組「芸人報道」(月曜深夜0時59分ほか)が「営業的な理由」から3月に終了することも発表された。

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