工藤阿須加:「ルーズヴェルト・ゲーム」で社会人野球の投手役

「ルーズヴェルト・ゲーム」に社会人野球投手役で出演する工藤阿須加さん=TBS提供
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「ルーズヴェルト・ゲーム」に社会人野球投手役で出演する工藤阿須加さん=TBS提供

 唐沢寿明さん主演のTBS系連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」に、プロ野球解説者の工藤公康さんの息子で俳優の工藤阿須加さんが出演することが8日、明らかになった。阿須加さんが演じるのは社会人野球の投手、沖原和也役で、プロ野球セパ両リーグの現役最年長投手として活躍した公康さんと同じポジション。「今まで野球をやったことがなかったので、父にアドバイスをもらいながら精いっぱいやらせていただきます」と意気込んでいる。

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 「ルーズヴェルト・ゲーム」は、大ヒットドラマ「半沢直樹」の池井戸潤さんが手がけた企業小説が原作で、中堅精密機器メーカー「青島製作所」の存亡と同社の名門社会人野球部の廃部を懸けた攻防が描かれる。阿須加さんが演じる沖原は、同社の製造部梱包配送課に勤める契約社員で、高校野球の名門校出身で人並みはずれた投手の才能を持ち、廃部寸前の野球部に勧誘されるが、高校時代にいじめを受けて野球を封印した過去があるというキーパーソン。阿須加さんは、約100人の応募者からオーディションで役を射止めた。

 阿須加さんは「この役を演じられることにすごく感謝しています」と喜んでいる。阿須加さん自身は野球経験はなく、初めて公康さんとキャッチボールしたのが高校2年生のときだったというが、役作りは「エースピッチャーの役なので、父に相談しました。体重移動や脱力、そのほかにも厳しく指導してくれています」といい、実際のピッチングについては「思ったより速い球を投げられました! 肩のよさには自信があったので、父にアドバイスしてもらったことを思い出しながら投げましたね」と、自信を見せている。ドラマは27日スタートで、毎週日曜午後9時に放送。

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