売り込め!ご当地キャラ:新潟の「レルヒさん」 住みます芸人「バックスクリーン」が推薦

新潟のご当地キャラ「レルヒさん」をアピールするバックスクリーン
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新潟のご当地キャラ「レルヒさん」をアピールするバックスクリーン

 47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず、各地で“いい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め!ご当地キャラ」。第31回は、新潟県に住むお笑いコンビ「バックスクリーン」が、実在した人物がモデルになったご当地キャラ「レルヒさん」の魅力をお伝えします。(毎週日曜更新)

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 どうも~! 新潟県住みます芸人バックスクリーンってヤツですよ~! 今回我々が紹介するご当地キャラは「レルヒさん」である。レルヒさんは新潟県民なら知らない人はいないと言っても過言ではない大人気キャラクターで県内のランキングでは毎回ダントツ!! 2011年には全国10位に入り、その知名度はいまや全国区なのである。……なんとか我々もあやかりたい!

 そもそもレルヒさんは実在する人物がモデルになっていて、その人物こそ1911年、日本に初めてスキーを伝えたオーストリア・ハンガリー帝国の軍人、テオドール・エードラー・フォン・レルヒさん(レルヒ少佐)その人である。そんなレルヒ少佐が日本にスキーを伝えて100周年となる2011年に向け、低迷するスキー人気を盛り上げるべくレルヒさんが誕生した(本人いわく帰ってきた)のである!

 レルヒさんの特徴といえば、まずは2メートル70センチを誇る身長である。天井がある場所では常にかがまなくてはいけないので、広い外が好きというレルヒさん、あの巨体では動けないだろうとお思いの方、見くびるなかれ! レルヒさんはスキー場では無敵を誇る。スキーを滑るのはもちろん、新潟のバラエティー番組「ヤンごとなき!」の企画「スキー場で人間ボウリング対決」で、我々はレルヒさんと対決し、ボロ負けしている。あまりにもボロ負けし過ぎてディレクターに「勝負の盛り上がりがなくて編集のしようがない」と怒られたほどだ。

 ちなみにレルヒさんは海にこそ入らないものの水着も持っている。通常の衣装の上からしま模様の水着を着用するというきてれつなスタイルなのだが、その姿はまるで囚人のようである。気になった方は「レルヒさん水着」で画像検索していただきたい!

 テレビの話に戻るがレルヒさんは新潟の番組だけでなく、あの国民的番組「笑っていいとも!」にも出演したことがある。ご当地キャラのキャッチコピーを出演者の皆さんがつけるというもので、レルヒさんには爆笑問題の太田(光)さんによる「マリオの親戚」というキャッチコピーがつけられたのである。そんなレルヒさんは俳優としての活動も期待されていて、山田悠介さん原作映画「ライヴ」にも出演している。今後もドラマ、映画などさまざまな作品への参加に意欲的で特に「スキーノドラマガアレバゼヒ」とのことだ。

 そんなレルヒさんに新潟のいいところを聞くと「新潟ニハタクサンノスキー場、温泉、料理ナド『うまさぎっしり新潟』ガ象徴スルヨウニイロイロナウマサガアルノデゼヒ遊ビニ来テホシイ」と片言でPRしていた。

 最後になるが、レルヒさんと我々バックスクリーンが応援隊長を務める全国植樹祭が6月1日新潟県長岡市で行われる。応援隊長同士力を合わせてPRしているのだが、レルヒさんに我々の印象を聞くと「バックスクリーンハシャベリスギ」と怒られてしまった。レルヒさんは新潟県内のさまざまなイベント会場に登場するので、ぜひ一度会いに来てみてはいかがだろうか? 一目見たら忘れられないレルヒさんにハマってしまうかも?

 ◇バックスクリーンのプロフィル

 星野和之(新潟県小千谷市出身)と大谷哲也(千葉県出身)のコンビ。新潟の住みます芸人として11年5月から活動している。動画サイト「YNN新潟」(http://www.ynn47.jp/niigata/)で情報配信中。

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