売り込め!ご当地キャラ:山梨の「フッキー」を「ぴっかり高木といしいそうたろう」が推薦

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 47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず、各地で“いい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め!ご当地キャラ」。第33回は、山梨県に住むお笑いコンビ「ぴっかり高木といしいそうたろう」が、笛吹市の謎の多いご当地キャラ「フッキー」の魅力をお伝えします。(毎週日曜更新)

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 どーも! こんにちは。山梨住みます芸人のぴっかり高木といしいそうたろうです。今回、我が山梨県からご紹介するご当地キャラクターは、山梨県笛吹市のイメージキャラクター「Fukki(フッキー)」です! 現在NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の舞台になっている山梨から、全国へ飛び出して行こうと意気込んでいるキャラクターなのです。いえ、すみません。勝手に我々が言っていますが……。でもきっとそうに違いありません。そんなフッキーは、笛吹市の鳥「オオルリ」をモチーフにしているのです! 知ってるでしょ? 「オオルリ」! もしどんな鳥かご存じない方は、ネットで検索してください……。

 さて、話は戻りますが、フッキーは、全身に笛吹市のシンボルカラーである青色をまとっております。そしておなかには、笛吹市でも生産量が多い桃のマークが。フッキーは、何を隠そう桃が大好きなのです。山梨県は桃の生産量が全国一。そして、ナント! この笛吹市は、その中でも生産量1位。つまり、笛吹市は日本一の桃の産地なのです! そんな桃をおなかに抱えるフッキー。「僕のおなかの桃を食べて……」。そうフッキーが言い出すのも時間の問題かもしれません。まだ言っていないので、くれぐれも出会っていきなり食べないようにしてください。

 実は、フッキーには弟がいるんです。その名も「フエッピー」。お父さんとお母さんもいるらしいのですが、姿を現しているのはフッキーと弟の「フエッピー」だけ。フッキー一族は、なかなかにして謎めいております。そして、フッキーには、英語表記があるのに、なぜかフエッピーはカタカナ表記だけ。もう謎だらけです。謎ついでに言えば、フッキーの特技は「空から小中学校のパトロール」をすること。しかし、その飛んでいる姿は誰にも見せないとのこと。でもひそかにフッキーは、見守っているのです。今日もあなたの上空を飛んでいるかもしれません!?

 当初は、教育委員会のキャラクターとして誕生したフッキー。とにかく、弱いものイジメを許さない性格とのこと。フッキーは正義感が強いんです。その評判が良く、笛吹をPRするために一役買ってもらおうと、マスコットキャラクターになったそう。フッキーは、小学生はもちろん、大人にも人気があります。ただ、出会った人たちが口々に言うのは、「カワイイ! けど……」。一説には、ご当地キャラ群雄割拠の時代の中、多少昭和の香りが漂うという説も。ぜひ本人に会って確かめてください!

 最後に今後の目標を聞いてみると「笛吹市内だけでなく、市外でも呼んでもらえるイベントにはどこにでも行きます!」「某ご当地キャラが集まるグランプリで、全国200位以内。山梨では1位。酉年(とりどし)までには飛躍したい!」とのこと。夢は大きく? なのだ。とにかく、がんばれ! フッキー!! 我々も応援しています! みなさま、フッキーの名前と顔だけでも覚えてくださいね!

 ◇ぴっかり高木といしいそうたろうのプロフィル

 ぴっかり高木(大阪府出身)といしいそうたろう(東京都出身)のコンビで2009年12月に結成。ぴっかり高木は「ドラゴンボール」のナッパのものまね、いしいそうたろうは俳優・佐藤浩市のものまねで知られる。山梨の住みます芸人として11年5月から活動している。毎日10時からYNN(よしもとネタネットワーク)山梨「ぴかたろうTV」(http://www.ynn47.jp/yamanashi/)をユーストリームで生配信中。

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