佐藤浩市:「TEAM」に友情出演 後輩・小澤征悦と男の約束で実現

テレビ朝日提供
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 俳優の佐藤浩市さんが、小澤征悦さんが主演を務める連続ドラマ「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部」(テレビ朝日系)の第5話にゲスト出演することが7日、明らかになった。今回の出演は、小澤さんが尊敬する先輩である佐藤さんに、このドラマで民放の連続ドラマ初主演を果たすことを報告したところ、「そういうことだったら俺も協力するよ」と佐藤さんから申し出たことから実現。佐藤さんは、小澤さん演じる管理官・佐久晋吾の上司にあたる警視庁捜査一課長・八神創役として登場する。

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 小澤さんは、佐藤さんからの申し出で共演が実現したことを「僕はその言葉だけで十分だったんですが、本当にこういう形で現場に参加していただくことになった、というわけなんです」と恐縮しきり。一方の佐藤さんは「タクシー運転手さんの役とかを想像していたんです。だから収録も1時間ぐらいで済むのかなと思っていたんですが、ちゃんと役があって……」とジョークめかして語りつつ、小澤くんが連続ドラマの主役をやると聞いて、それだったら気持ちよく協力させてくださいという気持ちでした」と小澤さんへの思いを語った。

 ドラマで、佐藤さんは、佐久をよく知る上司・八神として、軽くアドバイスをしたり、ねぎらうシーンなどを撮影。佐久を「さくしん」と呼びかける八神に、佐久が「その呼び方、やめてもらえますか?」とチクリと反論するところもあり、ニヤリとさせられるかけ合いもあるという。2人の共演シーンは、男子トイレ、課長室、電話での通話で登場する。撮影を終えた小澤さんは「撮影に入って早2カ月。いい緊張感のなか撮影させてもらってますが、今日が一番緊張しました。ものすごい重圧がある中で、これまでもさまざまな作品で主役をされてきた浩市さんのすごさを、本当に少しですが、自分も肌で感じられた気がします」とコメントしている。

 「TEAM」は、重大事件が発生した際に設置される捜査本部を取り仕切る、少数精鋭の管理官をヒーローに据えた刑事ドラマ。佐久が確固たる正義感と使命感を内に秘めながら、冷静な状況判断力と司令塔としての明晰(めいせき)さを発揮し、事件を解決に導く姿を描く。佐藤さんがゲスト出演する第5話「中野社長夫婦殺害事件 特別捜査本部」は、大手レストランチェーンの社長夫妻が殺害され、所轄の中野中央署に捜査本部が立ち上げられるが、警視庁の八神捜査一課長(佐藤さん)は同署は「よくも悪くも平均点。やりにくいかもしれない」と佐久に忠告する。しかし佐久は、八神の心配をよそに捜査会議で所轄署刑事たちの初動捜査による単独犯説を一掃。複数犯の可能性を示唆(しさ)し、所轄署刑事たちの反感を買ってしまう……というストーリー。14日午後9時から11分拡大版で放送。

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