上田と女が吠える夜
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1月14日(水)放送分
日本テレビ系で1977年から90年代にかけて全17回にわたって放送され、大人気となった視聴者参加型の大型クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」。今年6月に第12回大会(1988年)がCS放送「ファミリー劇場」で放送されると、四半世紀ぶりのテレビ登場にファンから感謝の声が多数届くなど大きな反響を呼んだ。好評を受け同チャンネルでは10日午後9時から同大会の模様(全5回)を一挙放送することになった。今なお愛される同番組だが、復活の可能性はあるのか。第1回から構成を手掛けた放送作家の萩原津年武(つとむ)さんに話を聞いた。
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合言葉は「知力・体力・時の運」。参加者はアメリカ大陸を横断しながら途中のチェックポイントで、さまざまなクイズに挑み、決勝の地であるニューヨークを目指す。番組のスケールの大きさはもちろん、後楽園球場や東京ドームでの「○×クイズ」、「どろんこクイズ」や「バラマキクイズ」などの名物企画も人気を集め、初代の出題者だった同局アナウンサー(当時)の福留功男さんの「ニューヨークへ行きたいか!」「罰ゲームは怖くないか!」などの名フレーズも話題になり、社会現象を巻き起こした。
萩原さんは「70~80年代にかけて作られた番組の中では、ちょっと異色で記憶に残る番組だと思う」と語り、今なお多くのファンを魅了する理由について「思い切りの良さ」を挙げる。「○×クイズ」など大会の序盤では、一度でもクイズに間違えれば失格となる。「この思い切りのよさは普通の番組ではない」とルールの“シビアさ”が番組を盛り上げ、多くのファンを引きつけたと分析。さらに、「不思議と毎年残った挑戦者の中からスターが生まれた。一生懸命やっている挑戦者の姿を追っていくと、視聴者はスターに見えてくる」と出場者の魅力が番組人気につながったと付け加える。
6月に放送された第12回は、米アラスカからアルゼンチンを経てニューヨークを目指すという米大陸“縦断”の大スケールで行われた大会。DVD化はされておらず、四半世紀ぶりにテレビに登場することが話題となり、同チャンネルで放送された同大会の初回(6月6日)は、データを公表しているCSチャンネル34局のうち、午後8時台に開始した15番組の中で1位の接触率(視聴率)を記録。同チャンネルにも、ファンから放送に感謝するたくさんの声が届くなど大きな反響を呼んだ。自身のブログ読者などから当時の出演者の近況について連絡もあるという萩原さんも「すごいファンがいた番組なんだなと今さらながら驚いてます」とほおを緩める。
ファンの中では今でも番組の復活を望む声が多いが、萩原さんは「実現は難しいのでは」と話す。「ウルトラクイズはスタッフがずっと一緒だったからできた。あれだけの挑戦者を集めて何ら問題を起こさずにできるのはスタッフの経験があったから」と説明し、「今新たにやるといっても、新しいスタッフたちが当時のようにできるのか。なかなか実現は難しいと思う」と語る。さらに、毎年赤字だったという巨額な総制作費もネックで、「またとんでもなく景気がよくなってきて、スポンサーが出てくればウルトラクイズをやってみようとなるかもしれないけど……。あの時代だからウルトラクイズがよく見えたのかもしれない」と本音ものぞかせた。
それでも、これらの問題が解決すれば復活の可能性があるともいい、「今回の再放送によって、日本テレビが『こんなにすごい番組があったんだ』って改めて気付いて、復活させるという動きになれば何とかなるかもしれないですね」とほほえんだ。
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2026年01月16日 11:00時点
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