売り込め!ご当地キャラ:鳥取「トリピー」 住みます芸人ほのまるが推薦

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 47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず、各地で“いい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め!ご当地キャラ」。最終回の第47回は、鳥取県に住むお笑いコンビ「ほのまる」が、ご当地キャラ「トリピー」の魅力をお伝えします。(毎週日曜更新)

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 どうも鳥取県住みます芸人のほのまるです! 今回は鳥取県が誇る大人気キャラクターをご紹介します! その名も「トリピー」! ほらー。名前からして鳥取っぽいでしょー。

 トリピーのモチーフは名前からもわかるように鳥と、あともう一つが鳥取県の名産品なんですけど分かりますか? あの果物です。そうです。二十世紀なしです。鳥取県といえば二十世紀なしですよね~。そんな二つを掛け合わせている鳥取県を代表するキャラクターのトリピーです。

 そのすごいところは、なんといっても今年で17歳になるところ。17歳ですよ! ここ1、2年で出てきたそのへんのキャラクターとはわけが違います。年季が違うんです! そのお陰で県民で知らない人はいないというぐらいの知名度があり、大人から子供まで大人気です。この取材中もトリピーの周りは常に人だかりでした。僕たちの周りには誰も来ないのに……。

 なぜ今でもそんなにもトリピーが県民から愛されているかというと、いろいろな種類がいるからなんです! ……えー、言い方に語弊がありましたね。正確にいうといろいろなコスチュームがあって、いろいろなことをアピールしてるんです。普段は水兵さんの格好をしているけど、何かイベントがあるとそれ用のコスチュームに着替えます。名前もコスチュームによって花トリピー、げんきトリピー、防災トリピー、エコトリピーなどなど。生まれた種類は数知れず、鳥取県はトリピーであふれています。あふれすぎて鳥取県はもう「トリピー県」と改名してもいいんじゃないかと思うぐらいです!

 今回のこのトリピーは、「あいサポートアートとっとりフェスタ」の衣装を着ていて、名前は「アートリピー」です! このフェスタは、今年の7月12日から鳥取県で行われる「第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会」の名前で、障害者の芸術及び文化活動への参加を通じて、障害者の生活を豊かにするとともに、国民の障害への理解と認識を深め、障害の自立と社会参加の推進に寄与することを目的にしている大会です。

 そんな大会が今年は鳥取県で行われるということで、アートリピーが県内外にPRしてるんです。このアートリピー、最大の特徴はなんといっても、あいサポートバッジをしていることです。あいサポートバッジというのは、障害のある方も暮らしやすい社会を実現するためにさまざまな障害を正しく理解し、障害のある方へのちょっとした配慮や手助けができる人「あいサポーター(障害者サポーター)」の証なんです。

 誰かに助けてほしいけど、誰に助けを求めたらいいか分からない。そんな時でもこのバッジをしている人がいたら、気軽に声をかけることができるんです。これをみんながしたら、今よりもっと暮らしやすい社会になりそうですね。より良い社会のために自ら率先して頑張るトリピー! 鳥取県の誇る偉大なキャラクターですね!

 ◇ほのまるのプロフィル

 向井登志彦(鳥取県米子市出身)と岡田康秀(神奈川県出身)のコンビで09年12月に結成。鳥取県の住みます芸人として12年12月から活動している。毎日午後10時からYNN(よしもとネタネットワーク)鳥取チャンネル「こんなばんげになんだいな~」(http://www.ynn47.jp/tottori/)をユーストリームで生配信中。

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