テレビ朝日:秋ドラマ好調に社長「ほっとしている」

秋ドラマが好調なテレビ朝日の社屋
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秋ドラマが好調なテレビ朝日の社屋

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」と「相棒シーズン13」が初回視聴率1、2位を獲得し、好調なスタートを切った秋ドラマについてテレビ朝日の吉田慎一社長は28日、定例会見で「個人的にも社としても非常にほっとしている」と語った。

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 「ドクターX」は初回から3週連続で20%を超える高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録し、3話までの平均で21.0%と今期の民放連続ドラマで首位を独走。「相棒」は初回19.8%とシリーズ歴代2位の好発進で2話平均では19.4%と今期民放連続ドラマ2位と好調。このほか、沢口靖子さん主演の人気ドラマ「科捜研の女」の第14弾も初回14.4%とシリーズ歴代最高のスタートを切り、2話平均も13.6%と今期の民放連続ドラマ5位につけている。

 さらに、今期は課題としていた週末の夜にも、爆笑問題らがMCを務める新番組「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」(土曜午後6時56分)を投入し、初回スペシャルが13.9%の高視聴率を記録している。

 テレビ朝日は、2013年の年間視聴率で2冠だったが、今年は日本テレビが月間視聴率3冠を連発し、今年上期はいずれの時間帯でも日本テレビに次ぐ2位に甘んじており、10月期の連ドラでは年末に向けて人気シリーズ3本という強力な布陣で勝負に打って出ている。吉田社長は「前クール、上期と苦しい状況の中で必死に頑張って(視聴率)2位を堅持してきた」と総括した上で、今期好調なドラマについて「個人的にも社としても非常にほっとしているというところ」とコメント。「ぜひこの流れを続けていきたい」と語った。

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