タレントのビートたけしさんが14日、フジテレビで行われた“最も面白い漫才師”を決める大会「THE MANZAI 2014」(フジテレビ系)の最高顧問を務め、番組放送直後の会見に登場。同大会で優勝したたお笑いコンビ「博多華丸・大吉」について「ジャンクフードとか流行りの飲食店ができたときに、老舗の店の味を出されて、どうも申し訳ありませんという感じだったね。圧勝だったね」と評価した。
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「博多華丸・大吉」は、博多華丸さん(44)、博多大吉さん(43)のコンビで、よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属。1990年5月にコンビを結成して以降、博多華丸さんが2006年にピン芸人日本一を決めるコンテスト「R-1ぐらんぷり」で優勝しているものの、コンビで優勝を手にするのは今回が初めて。
大吉さんは「うれしい半面、若手に申し訳ない」といい、華丸さんは「長いこと続けてよかった」とコメント。同コンビと同期で、同番組MCのお笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんは「さすがでした」と話し、岡村隆史さんは「本当に、かっこよかったです。心から応援していたので」と祝福した。
また華丸さんは同大会に出場したきっかけが、たけしさんにあることを明かし「去年、年末の番組で(共演したときに)たけしさんの楽屋にあいさつに行ったら『何で出ないの』って言われて『ですよね』としか言えず、自分の楽屋にすぐに戻って、大吉さんに電話した」といい、大吉さんは「出ざるをえませんでした」と話した。またたけしさんは「俺が(同コンビのネタが)好きだから『出てよ』って思っただけ」と話した。
番組は、1980~82年にフジテレビ系で放送され「B&B」「ツービート」などを輩出し漫才ブームを巻き起こしたバラエティー番組「THE MANZAI」を“復活”させる形で、11年から開催。決勝大会には、ワイルドカードを含む12組が選出され、グループA~Cに分かれて漫才を披露し、勝ちぬいた「アキナ」「トレンディエンジェル」「博多華丸・大吉」の3組がファイナルラウンドで優勝を争った。「博多華丸・大吉」は、志村けんさんら9人のプロ審査員と、視聴者審査員の投票で計10票のうち、9票を獲得する圧倒的な強さで優勝し、参加総数1870組の頂点に立った。
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