テレビ質問状:「さらば愛する日本よ~密着・押井守の世界挑戦800日~」押井監督の海外製作を追う

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 WOWOWは毎週土曜午後1時に「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、「ノンフィクションW」と「国際共同制作プロジェクト」の2番組を両輪に、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組を放送している。2月28日に放送される「ノンフィクションW さらば愛する日本よ~密着・押井守の世界挑戦800日~」をプロデュースしたWOWOW制作部の片桐大輔プロデューサーに、番組の魅力を聞いた。

ウナギノボリ

 −−番組の概要と魅力は?

 劇場版アニメーション「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」で世界的にも評価されている押井守監督の新作映画「GARM WARS The Last Druid」が昨年、東京国際映画祭で特別招待作品として上映された。これは実写映画でそれもカナダで全編撮影し、俳優もすべて海外の役者を起用した国際共同製作映画だった。なぜ押井監督はあえて海外への進出を図るのか? 海外で映画製作に取り組み、日本と異なる製作スタイルとの調整を行いながら、自分の求める映画を追求する監督の挑戦を追っています。

 −−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 これまで何度か押井監督からお話を聞く機会があり、その度に深淵なその思想に興味を持っていました。今回の世界に挑戦する押井監督の取り組みを聞いた時、日本の映像産業の未来を垣間見られるのではないかと思い企画しました。

 −−制作中、一番に心掛けたことは?

 あたりまえのことだと思いますが、根気強く丁寧に取材することです。

 −−番組の見どころを教えてください。

 800日にも及ぶ長期間の取材を通してだからこそ、“押井ワールド”の秘密が見えてきます。

 −−視聴者へ一言お願いします。

 普段はまず外部の者が入ることができないところにカメラが入っている貴重な番組となっています。番組の尺も普段から大幅に拡大したスペシャル企画になっております。ぜひご覧ください!

 WOWOW 制作部 プロデューサー 片桐大輔

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