遠藤憲一:池井戸作品で菅田将暉とW主演 女子力高い難役に挑戦「この顔で」

7月スタートの連続ドラマ「民王」(テレビ朝日系)に出演する(左から)本仮屋ユイカさん、遠藤憲一さん、菅田将暉さん、知英さん
1 / 1
7月スタートの連続ドラマ「民王」(テレビ朝日系)に出演する(左から)本仮屋ユイカさん、遠藤憲一さん、菅田将暉さん、知英さん

 俳優の遠藤憲一さんと菅田将暉さんが、池井戸潤さんの小説を連続ドラマ化する「民王(たみおう)」(テレビ朝日系)でダブル主演を務めることが12日、明らかになった。料理や美容に詳しく女子力が高い大学生の息子と心と体が入れ替わる総理大臣を演じる遠藤さんは「(女子力が高い男子を演じるのは)難しいですよね。僕、普段でも女の子の中にいるの、緊張しちゃうしなあ。中にすんなり溶け込めるように練習しておかないといけませんね……この顔で」とコメントしている。7月から放送される。

ウナギノボリ

 ドラマは池井戸さんの同名小説(文春文庫)が原作。遠藤さん演じる現職総理大臣の武藤泰山(たいざん)が、菅田将暉さん演じる大学生の息子・翔と心と体が入れ替わるというコメディー。翔の代わりに泰山が就職活動を開始するが、雄弁さで面接官を論破しことごとく失敗。一方、泰山の代わりに国会に立った翔は答弁がボロボロで国民からの支持率を下げてしまい……というストーリーが展開される。

 遠藤さんは共演者の菅田さんについて「2人で『大真面目にやる中で面白さを出したいね』という話をしていたので、お互い同じ方向を向いて作品を作っていけるような気がしています」と話しており、一方の菅田さんは「芝居中に何ができるか、っていうのが役者の楽しみだと思いますが、遠藤さんを自分の息子として激励したり、ときには殴ったり、体育座りさせたり……。こんな幸せなことはないですよね」とメッセージを寄せている。

 ドラマには、遠藤さん、菅田さんのほか、本仮屋ユイカさん、元「KARA」の知英さん、六角精児さん、高橋一生さん、金田明夫さん、草刈正雄さんも出演する。監督は、「TRICK」シリーズの木村ひさしさんと「DOCTORS」シリーズの本橋圭太さん、脚本は、「ケイゾク」シリーズ、「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」シリーズの西荻弓絵さん。ドラマは7月から毎週金曜午後11時15分放送。

テレビ 最新記事