新垣結衣:2年半ぶり連ドラ主演 探偵役に初挑戦

10月スタートの連続ドラマ「掟上今日子の備忘録」に主演する新垣結衣さん(C)LesPros entertainment.Co.,Ltd.
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10月スタートの連続ドラマ「掟上今日子の備忘録」に主演する新垣結衣さん(C)LesPros entertainment.Co.,Ltd.

 女優の新垣結衣さんが、10月に放送を開始する連続ドラマ「掟上今日子(おきてがみ・きょうこ)の備忘録」(日本テレビ系)で主演を務めることが15日、明らかになった。西尾維新さんの小説を原作とし、新垣さんが連続ドラマの主演を務めるのは約2年半ぶりで、寝ると記憶を失くす“忘却探偵”の掟上今日子を演じる。新垣さんが探偵役を演じるのは初めてで「主演というプレッシャーをなるべく忘れてとにかく楽しみたいと思います」と意気込んでいる。西尾さんの作品が実写化されるのは初めて。

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 ドラマは、「<物語>シリーズ」で知られる西尾さんの小説「掟上今日子の備忘録」「掟上今日子の推薦文」(ともに講談社)が原作。寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされる“忘却探偵”の掟上今日子が、事件をほぼ1日で解決する姿を描いたミステリー。映画「図書館戦争」などの野木亜紀子さんが脚本を手がけ、「ごくせん」(同局系)などの佐藤東弥さんが演出を手がける。

 オファーを受けてから原作を読んだという新垣さんは「今日子さんをはじめ登場人物のキャラクターがはっきりしていて、一般的な推理ものとはひと味違う面白さがあり一気に読み進めました」と振り返り、「自身でさえも知り得ない今日子さんの過去の謎だったり、雰囲気と思考のギャップだったりが今日子さんの魅力だと思うので、それを出していけるように頑張ります」と意気込んでいる。

 また原作者の西尾さんは「ドラマ化、とてもうれしいです。しかも、忘却探偵を新垣結衣さんに演じていただけるとは、夢のようです」とメッセージを寄せている。同ドラマの松本京子プロデューサーは「ハラハラドキドキのミステリードラマというだけではなく、記憶をなくす中での切ない恋愛であったり、登場人物たちの真面目な会話で大笑いしてしまうコメディー要素であったり、いろいろな面白さを感じてもらえるドラマにしたい」とコメントしている。

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