下町ロケット:4話の視聴率は17.1% 裏に「プレミア12」日韓戦

連続ドラマ「下町ロケット」に主演している阿部寛さん
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連続ドラマ「下町ロケット」に主演している阿部寛さん

 俳優の阿部寛さんが主演を務める連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系)の第4話が8日放送され、平均視聴率は17.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。これまでの視聴率は10月18日に放送された初回が16.1%。第2話が17.8%、第3話が18.6%となっており、今期の連続ドラマでは唯一右肩上がりだったが、裏で「世界野球プレミア12」の日韓戦(テレビ朝日系)が放送されたこともあり、小休止となった格好だ。

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 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平(阿部さん)は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされた。父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢をあきらめきれずにいる……というストーリー。同じ「日曜劇場」枠で池井戸さん原作のヒットドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を送り出してきたスタッフが手掛けていることでも話題で、阿部さんが同局の連続ドラマに出演するのは、2010年4月期の日曜劇場「新参者」以来5年ぶりとなる。

 第4話は、日本を代表する大企業・帝国重工の部長・財前(吉川晃司さん)は、佃製作所の社風と技術、高い品質を目の当たりにし、さらに佃(阿部さん)の夢に共感する。だが、上司の水原(木下ほうかさん)は、財前のやり方に不満を抱き、“ポスト財前”の立場を狙う富山(新井浩文さん)を佃製作所との交渉役に起用。一方、帝国重工の求めに応じ、バルブシステム供給のためのテストが決まり、趣旨を社員に説明する佃だったが、社員たちからは不満の声が噴出。佃は改めて自分の経営者としての資質に疑問を持つ……という内容だった。ドラマは毎週日曜午後9時放送。

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