下町ロケット:後半パートに“敵役”で小泉孝太郎と世良公則が出演

連続ドラマ「下町ロケット」後半パートに出演が決まった小泉孝太郎さん(左)と世良公則さん
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連続ドラマ「下町ロケット」後半パートに出演が決まった小泉孝太郎さん(左)と世良公則さん

 俳優の阿部寛さんが主演を務める連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系)の後半パート「ガウディ計画編」に、俳優の小泉孝太郎さんと世良公則さんが出演することが11日、明らかになった。小泉さんはNASA出身の技術者で精密機器メーカー・サヤマ製作所社長の椎名直之役、世良さんはアジア医科大学心臓血管外科部長の貴船恒広教授役で、それぞれ阿部さん演じる主人公・佃航平の前に立ちはだかる“敵役”として出演する。

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 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされた。父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢をあきらめきれずにいる……というストーリー。ドラマは15日放送の第5話で前半パートが終了。22日放送の第6話から後半パート「ガウディ計画編」がスタートする。
 
 小泉さんは「オファーをいただいたのが本当に急だったのですが、この作品に携われることがうれしく、プライベートの予定すべてキャンセルしてお引き受けしました(笑い)」といい、「椎名という役は、得体の知れない、つかみどころのない人間として阿部さん演じる佃と対立します。『下町ロケット』の魅力は佃の“人間くささ”だと思うので、その佃としっかり対峙(たいじ)し、椎名という役を通して、ちょっとしたエッセンスを加えていけたらと思います」と意気込みを語っている。世良さんは「『人の命との関わり』という大きなテーマの中で闘い、もがいてきた男の一辺を大切にしつつ、主人公の熱き男たちの対立軸として存分に、軽やかに、この『貴船』なる人物を演じてみたいと思っています」とコメントを寄せている。

 ドラマ「下町ロケット」はTBS系「日曜劇場」枠で毎週日曜午後9時に放送。

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