高畑充希:朝ドラ「とと姉ちゃん」で浜松ロケ セーラー服姿で「笑い絶えない現場」

2016年4月スタートのNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のロケ地・浜松市内で会見した高畑充希さん
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2016年4月スタートのNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のロケ地・浜松市内で会見した高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが27日、2016年4月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」を撮影中の浜松市内で、妹役の相楽樹さん、母親役の木村多江さんとともに会見した。浜松は自らが演じるヒロイン・小橋常子が幼少期を過ごした場所で、役衣装のセーラー服姿で登場した高畑さんは「(以前の会見で)台本を見て泣いてしまったと話したけれど、コメディー要素やクスッと笑える要素が思ったより多くて、笑いが絶えない現場。うるっとしつつ、クスッとできる楽しい朝になりそう」と語った。

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 自身は浜松の言葉をしゃべる機会はないものの、周囲の人々のせりふに「だに!」という言葉があるといい、高畑さんは「昨日の撮影で“生だに”が聞けて感動しました!」と興奮気味。木村さんが「『どうしたもんじゃろのうー』というせりふが可愛いので流行していけば」と話すと、印象に残っているせりふを聞かれた高畑さんも「『どうしたもんじゃろのうー』押しでいこうと思っていたんですが、まだ走っているとか、探しているとかいうシーンばかり。いいせりふが出たら言います。また取材に来てください」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。

 今月9日にクランクインし、静岡県での撮影は26日から浜松市や島田市内で行われており、この日は昭和10年に15歳となった常子が妹の鞠子(相楽さん)と高等女学校に登校するシーンなどを撮影。高畑さんは「来る前からうなぎ、うなぎと言っていて、昨日やっと食べられた。きょうもうなぎを食べに行こうと思います」と笑顔で話し、「私は本当に食いしん坊。食べ物のことばかり考えている」と照れ笑いしつつ、「静岡の人に愛されるチームでスタートしたい」と抱負を語っていた。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。12歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性の一代記となる。「実験刑事トトリ」シリーズ、「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけた西田征史さんが原作と脚本を担当する。全156回を予定。

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