歌手の細川たかしさんが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場。出場50回を最後に紅白を“卒業”した北島三郎さんや、歌手生活50周年の今年を最後に“卒業”する森進一さんについて聞かれ「50というのは変な数字ですが、そう思うと嫌な数字だね。私は出るなと言われない限りは出たいですね」と語った。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　出場39回目で「心のこり」を歌う細川さん。紅白について「お祭りですから。ましては長い時間やって高視聴率も続く、お化け番組ですよね。それが10、20年これからも続くのかどうか、出る歌手がいなくなるんじゃないか（笑い）。10年たったら、下も育っていかなくてはいけないし、上はどんどん年食ってくるし。そう思うと、4時間なんぼというのは出る歌手が50組いるんだろうか。（もしそうなったら）俺らは3曲くらい歌わせてくれないと。それは冗談ですが、下も育ってもらって、上のものもよい歌を、声を保っていく、これが一番大事」と語った。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「ザッツ、日本！ ザッツ、紅白！」で、白組司会を「V6」の井ノ原快彦さん、紅組司会を女優の綾瀬はるかさん、総合司会を黒柳徹子さんとNHKの有働由美子アナウンサーが務める。昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）で放送される。