俳優の藤岡弘、さんが25日、東京都内で行われた「仮面ライダー45周年記念 仮面ライダーバトライド・ウォー創生 プレミアム発表会」に出席。今年、45周年の特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズで“初代”「仮面ライダー1号」を演じた藤岡さんは、「あっという間の45周年。いろんな感慨深いものがあって、一言ではしゃべれないです」としみじみと振り返り、「(撮影中の事故で)生死をさまよった大変な危機を通過したことを思い出して。あのとき奇跡の復活ができたことが、こうやって(45周年と)つながってきたんだなあ、と。ああいうアクシデントもむだではなかった」と感慨深げに語った。
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25日発売のアクションゲーム「仮面ライダー バトライド・ウォー創生」(バンダイナムコゲームス、PS4など向け)を記念した発表会で、3月26日公開の映画「仮面ライダー1号」とコラボして開催され、藤岡さんのほか、「仮面ライダー響鬼」の細川茂樹さん、シリーズ最新作「仮面ライダーゴースト」の西銘駿さんがゲストとして登場した。
“新旧仮面ライダー”が集結し、歴史を振り返った3人。細川さんは撮影当時を振り返り、「主人公を演じる方々の平均年齢が21、22歳といわれていた中、(細川さんが演じることになって)“おっさんライダー”という見出しがついたんです。その当時は『まだおっさんじゃないけどな』って思っていたんですが」と回顧し、「去年、10年ぶりにスタッフやキャストの皆さんと“同窓会”をやって、やっぱり10年たつと僕はリアルなおっさんになったなと実感しました」と苦笑した。また、“先輩ライダー”に囲まれた西銘さんは「仮面ライダーの大先輩なので緊張します。でも光栄です」と笑顔を見せていた。
映画「仮面ライダー1号」で約44年ぶりに仮面ライダー1号として主演を務める藤岡さんは、「まさかまた本郷猛を演じるとは思っていませんでした。私もびっくりです」と明かし、「仮面ライダーは多くの歴史を秘めた皆さんにとって思い出深いもの。今回もう一回演じるということで、皆さんの視線を感じるんです。その怖さを感じますね。どういう目で私を見るんだろうって。ちょっと不安になってきました」と苦笑交じりに語った。
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