波瑠:「あさが来た」クランクアップ後「寂しい」

NHK連続テレビ小説のヒロインバトンタッチセレモニーに出席した波瑠さん(右)と高畑充希さん
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NHK連続テレビ小説のヒロインバトンタッチセレモニーに出席した波瑠さん(右)と高畑充希さん

 放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主演を務める波瑠さんと、4月4日から放送される「とと姉ちゃん」で主演の高畑充希さんが15日、東京・渋谷のNHK放送センターでヒロインバトンタッチセレモニーに出席した。5日に「あさが来た」の撮影がクランクアップした波瑠さんは「あっという間に終わったというわけではなかったです。苦しいこともありました。終わってみて見えたものは、どんなに長くてもいつか終わる。終わってみて、寂しいと思うようになり、寂しいと思ったということは大好きな作品になったんだと思います」と、笑顔で改めて報告した。

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 昨年11月から「とと姉ちゃん」の撮影が始まっている高畑さんは「まさに、終わりが来るのかと思っていたところです」と明かし、「(周りの出演者が)疲れてくるとテンションが上がるという、つらいときにふざけてくれる皆さんに感謝しています」と話した。

 波瑠さんは劇中にも登場する、ヒロインのあさの嫁ぎ先・大阪の加野屋に金運や福を招くようにという願いで置かれた「招き猫」を、高畑さんは舞台である浜松市でロケを行った際、出演者たちと「うなぎ」を食べたことにちなんで「うな重」と、「法被(はっぴ)」をそれぞれプレゼント。「招き猫」を受け取った高畑さんは「びっくりぽん!」と「あさが来た」に登場するあさが驚いたときのせりふを披露して笑いを誘った。波瑠さんは高畑さんに「走り切ったあとに、感動があると思います。頑張ってください」とエールを送った。

 「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などを描いている。4月2日が最終回。また、「とと姉ちゃん」は生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフにしたドラマ。放送は4月4日から全156回を予定している。

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