ユースケ・サンタマリア：東海テレビ制作「土ドラ」第1弾に自信　「レベルの高いドラマ」

　俳優のユースケ・サンタマリアさんが31日、東京都内で行われた連続ドラマ「火の粉」（東海テレビ・フジテレビ系）の制作発表に登場。この日、52年の歴史に幕を下ろした“昼ドラ”の東海テレビが制作する土曜夜の連ドラ枠「オトナの土ドラ」第1弾となる本作。主演を務めるユースケさんは「実力重視で選んだ、ものすごい面白い、レベルの高いドラマです」と力を込めると「一緒に作っている共演者、スタッフからの挑戦状だと思っている。『オトナの土ドラ』1発目で怖いものはございませんし、まず一番に、前例がないところでやれるって、思いっきりやっている最中で、ぜひ皆さんに見てほしい」とアピールした。

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　さらにユースケさんは「変に評判が悪くて、やってはみたけど『話題にもなりませんでした』だと、オレは世間を許さない。何をするか分からない」とにやり。続けて「賛否両論はいい。面白いドラマはそうであるから。『つまんない』ばっかり言われたら、それは世間にセンスがないってことで、それぐらいレベルが高いドラマです。そうとってもらってもかまわない。僕は本気で言っています」と視聴者を挑発してみせた。発表会には優香さん、伊武雅刀さんも登場した。

　ドラマは、愛知県出身のミステリー作家、雫井脩介（しずくい・しゅうすけ）さんの小説が原作。東海テレビが制作する初めての土曜夜の連ドラ枠「オトナの土ドラ」の第1弾で、殺人事件の容疑者として死刑を求刑されたものの無罪となった男が、自身に無罪判決を下した元裁判官の家の隣に引っ越してくる……という心理サスペンス。ユースケさんにとって9年ぶりの連ドラ主演作となる。

　主人公の武内真伍の言動を怪しみ、その正体を暴こうとする梶間雪見を優香さんが演じ、武内に無罪判決を下した元裁判官の梶間勲を伊武さんが演じる。ほかに武内を追う謎の新聞記者役で佐藤隆太さんも出演する。ドラマは4月2日から毎週土曜午後11時40分に放送。