真田丸:大坂編突入で「紀行」コーナーの音楽変更 メゾソプラノ歌手の波多野睦美が歌う

NHK大河ドラマ「真田丸」の「真田丸紀行」コーナーの音楽を担当する波多野睦美さん
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NHK大河ドラマ「真田丸」の「真田丸紀行」コーナーの音楽を担当する波多野睦美さん

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の本編終了後に放送されている「真田丸紀行」コーナーの音楽が、10日放送の第14回「大坂」から変更されることが分かった。ドラマは第14回から大坂編に突入し、「真田丸紀行」の音楽は、ピアニストの辻井伸行さんのピアノから、メゾソプラノ歌手の波多野睦美さんの歌声に変更される。

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 番組を手がける制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーは「われらが主人公・真田信繁は、いよいよ大坂城に乗り込み、秀吉、茶々、三成をはじめ、彼の人生に大きな影響を与える人々と運命的な出会いをします。波多野さんの豊かで濃厚な歌声に、絢爛(けんらん)豪華な大坂城のきらめきと時代を動かす人々の熱気を感じていただければうれしいです」と話している。

 また、波多野さんは「登場人物ゆかりの風景の上を流れる、空気のような、風のような声を目指して歌いました。400年前の『真田丸』の世界へ、音と一緒に旅ができますように!」とコメントを寄せている。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じている。信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿が描かれている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。放送はNHK総合で毎週日曜午後8時ほか。

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