篠田麻里子:刑事ドラマ「9係」出演で「ワクワク」 渡瀬恒彦は「感性豊か」と太鼓判

篠田麻里子さんが出演する「警視庁捜査一課9係」第4話のワンシーン=テレビ朝日提供 
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篠田麻里子さんが出演する「警視庁捜査一課9係」第4話のワンシーン=テレビ朝日提供 

 元AKB48の篠田麻里子さんが、俳優の渡瀬恒彦さんや「V6」の井ノ原快彦さんが出演する人気刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の第4話に出演することが17日、明らかになった。篠田さんが演じるのは、ベンチャー企業の社長の夫を射殺され、唯一の事件の目撃者となった妻・美咲役。AKB48グループのメンバーが同番組に出演するのは初めてとなる。篠田さんは「長く皆さんに愛されている作品でもありますし、私自身も見ていたので、出演が決まったときはうれしかったです。渡瀬さんと共演できるというワクワクもすごかったです」と喜びのコメントを寄せている。

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  「警視庁捜査一課9係」は、2006年4月に放送を開始し、今年で11年目を迎える人気刑事ドラマ。警視庁捜査1課の中でも検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、それぞれの事情を抱えながらも、事件を前に一つにまとまり鮮やかに解決していく姿を描く。「9係」のメンバーとして渡瀬さん、井ノ原さんが出演しているほか、羽田美智子さん、中越典子さん、吹越満さん、田口浩正さん、津田寛治さん、原沙知絵さんらも出演している。

 27日に放送される第4話では、何者かに夫の高見沢(金子昇さん)を射殺された妻の美咲(篠田さん)が、銃声を聞いて駆けつけると撃たれて死亡している夫を発見し、逃げる男の背中を目撃したと証言。倫太郎(渡瀬さん)と直樹(井ノ原さん)ら9係は怨恨(えんこん)による殺人事件として捜査を進めるが、やがて高見沢がある犯罪に手を染めていた可能性が浮上し、捜査は悲劇のヒロインであるはずの美咲も巻き込んで……というストーリー。篠田さん演じる美咲は事件解決の重要なキーマンとなっていくという。

 共演する渡瀬さんは「AKB時代の篠田さんをあまり知らなかったので(苦笑い)、現場では“一人の女優さん”としてしか見ていないんです。ルックスは皆さんご存じのとおり、おキレイですし、感情のため方、その持っていき方、作り方など、とても感性豊かな方だと思いました。女優として期待が持てる方だと思います」と篠田さんの女優としての素質に太鼓判を押した。

 さらに、渡瀬さんは「ゲストで出られた俳優さんには、他のレギュラー出演されている“代表作”があると思いますが、ゲスト出演したドラマの代表作として『9係』とおっしゃっていただけるようになればいいな、と思っています。そういう意味では、篠田さんにとっても今回の『9係』が、女優としての一つの転換点になるのかな、という気もしますね」とコメントしている。

 篠田さんは渡瀬さんについて「お会いするまでの渡瀬さんには『怖い方なのかな?』とか、いろいろなイメージがあったのですが(笑い)、ご自分に対して厳しい方、と思いました。誰よりも早く現場に入られて、渡瀬さんがいるだけで現場にいい意味での緊張感が出てきます。持っていらっしゃるオーラが違います。勉強になりました」と共演した感想をコメント。「次に出演することがあれば、(犯人を)捕まえたいですね(笑い)。(9係の)青柳さんたちと掛け合いもしてみたい! 私はいじられ役で『お前はあっちへ行ってろよ』と邪魔者扱いされる、みたいな(笑い)」と願望を語っている。

 番組は毎週水曜午後9時から放送。

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